2010年5月23日日曜日

へそを曲げた Leica M715

機械にも心がある、私はそう信じています。新しい機械を買うと古い機械が動かなくなる、そんな経験はありませんか?

試用中のM320に嫉妬したのか、M715の電源が入らなくなりました。照明がつかないだけでなく、うるさく回っていたファンも動きません。


これはヒューズが切れたかと思いましたが、切れてません。すると怪しいのはスイッチ本体。メーカーに電話をしたのですが担当者がいないそうで、その後何も言ってきません。待ってられないし、しかたがない自分で治すか、、、


フタを開けるとこんなです。十数年前の機械なので、アナログです。これなら素人の私にも解りそうです。

電源スイッチ本体を取り出しテスターで導通を診ると、しっかり壊れていました。これは交換です。しかたがないので、秋葉原まで部品を探しに行くはめに。ちなみに私はアキバ系ではありません。


さすがに同じ部品は見つけられず、ちょっと小さな代替品を買って付けてみましたが、すきまがあいてしまいました。これが本当のスキマスイッチです。

スイッチは¥130、電車代往復で¥320。本当に修理に来てもらったら数万円かかるのでしょうか?電話がなかったのを喜んでいいのか、複雑です。

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昔から良くありますよね、修理屋さんが来ると何事もなかったように映るテレビ・2台目の車を買うと1台目の車の水温がやたらに上がる・保証期間が過ぎるとすぐに壊れるソニー製品(ソニータイマーと言うそうで私も一度痛い目に合っています)などなど。。。

まぁただの偶然なんでしょうが、機械に感情移入し擬人化してしまうとこうなるのでしょう。機械なくしてなりたたない現代社会、大切に使っていこうと思います。