2018年3月30日金曜日

180330 WDさんがWhiteCrossインタビューに登場

こんにちは!吉田歯科診療室の吉田格です。

東京は桜の花びらが舞い、葉っぱが出てくる季節になりました。昨日はけっこう気温が高く、夜でも半袖で十分なくらい。けどまた寒い日が来るでしょうから、何を着たら良いのかわかんないですね。さて…

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1・WDさんがインタビュー記事に登場
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当診療室の主任歯科衛生士、通称WDさんがWHITECROSSのインタビュー記事に登場しました!

日本顕微鏡歯科学会の認定歯科衛生士として日常臨床のことや後進指導のこと、学会シンポジウムで登壇したときの写真も載っています。

閲覧には無料の会員登録が必要ですが、ぜひご覧ください。

INTERVIEW 新時代 #19 『日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士の仕事』
https://y-dc.blogspot.jp/2018/03/wd-whitecross.html
https://www.whitecross.co.jp/articles/view/776/0

内容はけっこう私にはくすぐったいですけどね(^_^)

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2・セカンドオピニオン もう一つの意見を聞いてみよう
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新しいコラムをアップしました。

今回のテーマは「セカンドオピニオン」。歯の診断は、各歯科医院ごとでけっこう違います。

たとえば、とある歯科医院にて「歯を抜かなくてはならない」と言われたけど、私たちが診ると、工夫しだいでまだ使えると診断されることはよくあります。

逆に「この歯はまだ使えますよ」と言われたが、痛いし腫れは引かないし治療がなかなか終わらないので何とかして欲しいという患者さんも来られます。診ると、これは無理して治療を続けないほうがよい旨お話ししなくてはならない事もあります。

180度違う話ですが、どうしてこんな事になるのでしょう。続きは以下をごらんください。

https://www.y-dc.org/wp/information/second_opinion

コラムというには、ちょっと長すぎましたが(^^;

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3・情報ピックアップ
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A・血中ビタミンD低いと、がんリスク上昇 肝臓がんで顕著《朝日新聞》
https://www.asahi.com/articles/ASL375FD6L37UBQU016.html
ビタミンDは骨のために重要ですが、それ以外の効果がどんどん発見されています。

B・私の「カラダ資本論」スターバックスCEO時代もコーヒーは午後3時まで
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/102500077/031900053/?n_cid=nbpnbo_nb_fb
コーヒーがもたらす睡眠負債はけっこうあると思っていましたが、スタバのCEOもそうでしたか!

C・ランニングという「狩り」に出よう《日本経済新聞》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27980860R10C18A3000000/
走るには良い季節になりました。脳を鍛えるには運動、そのとおりだと思います。

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4・このメールニュースをお友達に教えよう
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メンテナンスを標榜する唯一の歯科医療機関である私たちは、健康情報を積極的に発信して行きたいと思っており、このメールニュースもその一環です。ぜひお友達にも教えてあげてください。読者登録はこちらからお願いいたします。→http://urx.mobi/yB7L


メインサイト https://y-dc.org
栄養療法専門サイト https://dentalnutrition.jp/
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インタビュー https://y-dc.org/information/interview.html
空き時間情報はtwitterで https://twitter.com/ItaruyTwit
お問い合わせ https://y-dc.org/index.html#mail_form
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吉田歯科診療室 デンタルメンテナンスクリニック
代表 吉田格
〒104-0061 東京都中央区銀座 3-11-16
VORT銀座イースト 2F
TEL 03-3248-0418 FAX 03-3248-0417
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2018年3月17日土曜日

WDさんが WHITECROSS インタビューに登場!


INTERVIEW 新時代 #19
和田莉那さん
https://www.whitecross.co.jp/articles/view/776/0
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歯科医療従事者専門サイト WHITECROSS のインタビュー記事にWDさんが登場しました!本名バレバレですが (^_^)

日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士として日常臨床のことや後進指導のこと、学会シンポジウムで登壇したときの写真も載っています。

私といっしょに仕事をして15年、診療方針や術式の一番の理解者です。白衣を脱げば、超絶的キティラーに戻って行きますが…

記事はちょっとくすぐったい事が書かれておりますが、お読みいただければ幸いです。

それから紹介ページにあるリンクは、7年前に専門誌に掲載された記事の、動画配信部分です。当時としては画期的だった、顕微鏡からの治療動画と雑誌との連動企画でした。てっきりもう削除されているのかと思ったら、まだあったんですね。


《医歯薬出版》


吉田歯科診療室では、このような顕微鏡を使ったできるだけ見落としのないメンテナンスをいつも行っています。ご参考にしていただければ幸いです。

2018年3月12日月曜日

180312 活かせていますか?震災の教訓

こんにちは!吉田歯科診療室の吉田格です。

昨日は3月11日、東日本大震災から7年が経ちました。その年私は被災地に行き、お亡くなりになられた方の身元確認に携わるなど、多くの事を学ばせていただきました。

しかし学んだだけで、日常に活かせているかはあまり自信がありません。自戒の意味を込めて、過去のBlogを読み返しています。

よろしければ、以下をお読みになってください。震災から1年後に書いたものです。

《Blog:歯界良好 3.11 あれから自分は何が変わったのだろう…》
https://y-dc.blogspot.jp/2012/03/311.html

私には想定外を想定することはできませんが、モノを大切にする心と、健康預金はしっかりやって行こうと思っています。


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1・3.11で出会った医師・働き方改革
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今年は昨年までとは少し違った角度から3.11を書いてみした。

私が現地で会った医師たち、なんか変わった人たちだなと思ったら、、、え!? あ、そういうことだったんですね…

《Blog:歯界良好 3.11で出会った医師・働き方改革》
https://y-dc.blogspot.jp/2018/03/311.html

今、彼らはどうしているのでしょう。医師の労働環境は矛盾だらけですが、それでも何か仕事をしてればよいのですが。


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2・LIVE御礼・いつもと違う脳を使う
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話はガラリと変わり、2月17日に行われたLIVEのご報告と、その後で考えた「脳」の使い方について書いてみました。

よく聞かれるのですが、忙しいのにいったいいつギターの練習しているのか?

答えはなんと〈電車の中〉です!?

《LIVE御礼?いつもと違う脳を使う》
https://y-dc.blogspot.jp/2018/02/live.html

通勤で電車を使っている方のご参考になれば幸いです。

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3・情報ピックアップ
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A・「筋トレは、がんによる死亡リスクを31%下げる」との研究結果《Newsweek》
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8968_1.php
新薬を待ってるような受身ではなく、積極的なガン予防に取り組みたいものです

B・白衣にネクタイ、する? しない?ネクタイ功罪まとめ〈日経メディカル〉
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kittenuu/201712/553941.html
ネクタイを毎日洗濯する人ってたぶんいないと思います。歯科では完全アウト!

C・年収が低いほど食事が炭水化物に偏っていることが判明 「手っ取り早くお腹がいっぱいになるものを食べる傾向」滋賀医科大学〈livedoor NEWS〉
http://news.livedoor.com/article/detail/14398760/
あーぁ、言っちゃった。経験的に解っていたことですが、本当に数字にしてしまいました。炭水化物は怖いです。

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4・このメールニュースをお友達に教えよう
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2018年3月11日日曜日

3.11で出会った医師〜働き方改革



今年は今までとは少し違った角度から3.11を書いてみます。私は宮城県内の二カ所に検案(身元確認作業)に行ったのですが、その時のことです。

検案所にご遺体が搬送されると、まず警察の鑑識係が写真を撮り、その後派遣された医師が所見をとり、死亡診断書を作成します。

日中の出来事でしたからポケットに運転免許証などが入っており、身元の特定が容易なかたも多かったのですが、もちろんそうでないかたも大勢いらっしゃいました。

またほとんどのかたは津波による海水に浸かっており、顔は水分により大きく膨れ、身内でも当人の識別ができないほどになっています。

そこで歯科医師の出番です。私たちの仕事は「歯の治療痕」などをチャートに記載すること、そしてその後「類似したカルテと照合し、身元を特定する」ことです。

私が派遣された日は割と時間に余裕があったので、警察などいろんな人とお話をする機会がありました。そしてその中には、医師の方も何人かおられました。

私は東京から来たただの開業歯科医師ですが、彼らはどこから来た何科の先生なのでしょう。そしてどういうきっかけで、ここに来たのでしょう。私は名刺を差し出し、ここに来た経緯などを話して行きます。が、どうも様子がおかしい。

実は驚いたことに、何人かは普段仕事をぜんぜんしていない医師だったのです。夫婦で来られているかたもおられましたが、二人とも医師でありながら仕事をしていない… 悪く言えば、暇だから来たという感じなのです。だから名刺もありません。

医師の仕事は激務であり、それに耐えきれず病院を辞める人が多いとは聞いていましたが、話をして行くとそういう境遇の人らしいことが判りました。

今思えば、顔も言動も暗く、鬱っぽい感じです。医師としての活躍の場があると聞き、時間もあるから来てみたが、やっぱり嫌だから帰る…と言うのです。

そしてそのような医師が検案のために被災地に多く来ていることを後で聞きました。少数じゃないんだ…

せっかく医師免許を持ちながら、それを活かさない、むしろ後悔している人がいることに私は驚いてしまいました。

確かに人間、適正というものがあります。医師のだれもが臨床をする必要はなく、他にも研究者になったり、行政やジャーナリズムに携わるのも素晴らしい仕事です。

しかし仕事に疲弊し、ほぼ引きこもりになっている医師もいる、検案に赴く人はまだ良い方なのかもしれません。

***

近年、働き方改革が多方面で叫ばれ、医師の労働時間にも焦点が当てられています。

しかし理解は進まず「医師は聖職者であり労働者ではないので、労働基準法には当てはまらない」などと暴論を展開する人すらいます。

日本の医療単価は、諸外国に比べて極端に安い事をご存じでしょうか?なぜそれで成り立ってきたのか、それは医師の使命感とやりがいの上に制度が成り立っており、破格で運用されているからです。

管轄である厚生労働省の中で、厚生側は収益率を下げ超過労働せざるをえない環境を作っている一方で、労働側は時短を強制してきます。一つの省から矛盾した二つの条件を押し付けられている状況で、持てる力を発揮できる医師はいるのでしょうか。医師も人間ですから、中には逃げ出す人もいるでしょう。

震災から7年が経ち、労働環境や社会の複雑さはさらに加速しています。能力のある人のやる気が削がれ、行き場が無くなっている状況は、さらに加速しています。

医療全体を見てみれば、予防を軽視し医療制度に依存している患者・疲労した医療制度に打つ手がない行政・疲弊し現場から離れて行く医師、そして医師自身も患者になるという悪循環。

命の専門家である医師までも、このような人が増えているとは、社会を俯瞰すればとんでもない事になっているという事です。

さてあの時仕事をしていなかった医師たちは、今どうしているのでしょう。志半ばで命を断たれた人々を多く見てきたのですから、何かを考えてまた命の現場に戻っていてくれたらと思っています。

(写真は検案所となった宮城県利府市のグランディ21 サッカーW杯の会場となった施設です)



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