2010年5月16日日曜日

クインテッセンス誌のweb連動企画が公開に

・・・いやぁ、苦しかった!何かというと、これを造るまでが本当に、、、やっと公開されました。

ザ・クインテッセンス 5月号 連動企画
録画データーを生かすためマイクロスコープ入門コース・3

歯科商業誌の連載記事を三橋先生とやっているのですが、3回目と4回目は私が執筆しています。ところが執筆といってもこの企画はワケが違います。web付録動画付!なんですから。

事の発端は去年の名古屋での学会で行った顕微鏡からの撮影セミナー。出版社からそれを4連載してほしいというものでした。

最初は「1回で充分じゃない?」と思っていたのですが、いろいろやっていると結局4回でもどうかという感じ。しかも動画付、これはきつかった!原稿2本分以上にきつい事がわかったのです。ホント、まいりました!


動画をごらんになってわかるように、症例は顕微鏡ならではの手術をコンテンツにしていますが、そんな事は関係ありません。課題は内蔵SDカメラと外付けHDカメラの映り方の比較です。

この映像は2種類のカメラで同時撮影を行った比較です。ただ比較するだけならいいのですが、1時間以上の記録からまったく同じ部分を切り貼りして、動画を2本造るのです。

SDの方は撮影しっぱなしですが、実はHDの方は機械の都合でon/offを繰り返します。ということはタイムラインがメチャクチャでまったく参考になりません。目で見て「ココだ!」という部分でやってあります。ですからよく見れば、両者には若干差があります。ま、大目に見てください。ちなみに編集は朝の4時から10時までかかりました。。。

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次回は最終回で7月号に掲載されます。実はこの原稿を月曜日に脱稿しました。これもホント、きついでした。発売までまだ1ヶ月半もありますが、楽しみにしていてくださいね!

なおこのweb連動企画の1,2回目はコチラからごらんになれます。パスワードロックなどかけておりませんので、誰でもごらんになれます。動画による治療説明は今後ますます発展し重要性を増して行くものです。なぜ自分がこんな記事を書いているのかちょっと不思議なのですが、皆様のお役に立てれば幸です。