2010年5月23日日曜日

新しい顕微鏡を試す・3 [脚の形はどうだ?]

お伝えいたしましたように、M320の脚はCarlZeissのpicoやLeica M715に比べて高さがあります。測ってみると、今私が使っている状況から置き換えると、ユニットを下げたときにぶつかります。顕微鏡の導入はこんなところにも気を使わなくてはなりません。


ケーブルやチューブが多く、足回りの複雑さは移転してもなお悩みの種です。写真はM715の脚ですが、このきゃしゃで特殊な形状が設置を可能にしているのは皮肉です。こうでなければ旧日本橋の診療室に顕微鏡は置けず、私の顕微鏡歯科治療はスタートしていませんでした。

ちなみに写真のガラス瓶はエキストラ吸引装置のトラップで、外科や根管治療で威力を発揮します。すごい便利です。一から設備を造る方にお奨めです。