ライカ M320 はすでにお試し期間が満了になりお返していますが、少しずつ使用感をアップして行きます。今回からは実際にモニターに繋いでみたり、撮影をしてみた状況をアップしてゆきます。
5回目は「撮影範囲」です。さて下の図ですが、去年の名古屋での顕微鏡歯科学会に出席の方は何だかお解りだと思います。これがLeica M320の実視野(青)と撮影範囲(赤)です。皆様の評価はいかがでしょう?
これは残念ながら、あまりに撮影範囲が狭すぎます。実際に使っていると、術野がちょっとでもセンターから外れると、モニターから逃げてしまいます。
また後からアップいたしますが、静止画の撮影範囲はこれより上下に若干広がった範囲で記録されます。いずれにせよ実視野に対する撮影範囲はかなり狭く、記録にはそうとうな注意が必要です。
ご参考までに、下の写真はCarlZeiss Opmi pico mora の実視野と撮影範囲です。撮影範囲の四隅が実視野をわずかにオーバーしていますが、これが現実的ではないでしょうか。
また後からアップいたしますが、静止画の撮影範囲はこれより上下に若干広がった範囲で記録されます。いずれにせよ実視野に対する撮影範囲はかなり狭く、記録にはそうとうな注意が必要です。
ご参考までに、下の写真はCarlZeiss Opmi pico mora の実視野と撮影範囲です。撮影範囲の四隅が実視野をわずかにオーバーしていますが、これが現実的ではないでしょうか。
もともと丸い視野を四角く切り抜くというのは無理のある話しで、どの程度に収めるかは好みの問題です。私は四隅がケラレても良いので、正方形の撮影範囲が良いと思います。しかし時代は横長ハイビジョン、もはや無理でしょうね。トホホ...