2010年12月3日金曜日

認定医審査会に行ってきた

この木曜日と先週の木曜日、休診にして何をしてきたかと言いますと、学会の認定医審査をやってきました。

認定医とは学会で専門性の高い先生に与えられる称号ですが、その基準とはひじょうにアヤフヤなものです。詳しくは以前ココにも書いたのですが。

【歯界良好 2009-9-27】

このブラックボックスをなんとか外す事ができないか、という思いが私にはあります。で、その切り札が「ビデオ診査」です。

日本顕微鏡歯科学会の認定医審査とは、診療のビデオを提出してもらう事で、嘘偽りのないその先生の日常を評価します。これにより本当に技術を、さらには表現力がある先生だけが認定医になれるという世界でも希に見る厳しさです。

各先生方のビデオを観るとどれも本当に素晴らしく、審査しているこちらが勉強になります。ただ表現力というとなかなか難しく、他人にみせるものという部分にまではなかなか配慮するのは難しいと感じます。

これらの審査ビデオ、本来なら一般の方に向けて公開できれば良いのですが、いろんな制約があって会員のみの限定公開にせざるを得ないのが現状です。これでは本当に国民のための認定医制度にはなりません。なんとかならないか?

実は解決策がいくつかありまして、その企画も着々と進行中です。なんとか年内には公示できると思いますので、楽しみに待っていてくださいね!

追記:こちらのリンクをご覧ください