さて時代は変わり、歯科界はCT撮影がどうしても必要な時代になってしまいました。5年前、その導入を諦めていた私でしたが、移転する時にはCT導入が大前提でした。
しかしそれはできませんでした。理由は新機種がいろいろ出てくる直前である事が解っていた事、そして移転に思いのほかコストがかかってしまった事でした。
今までCT撮影は外注で主にインプラント手術前の方には必ず撮影をお願いしていました。歯周病や難しい根管治療の方にもお願いしており、月平均7~8件の撮影依頼を出していました。しかs事務手続きは煩雑で、受付業務を圧迫していました。
「そろそろなんとかしなけりゃな。。。」
で、もったいないけど、残念だけどここまでにしよう、次のステップへ行こう、これはもうしかたがない。。。
金融機関との折衝はたいへんでしたが、なんとか目処がつきました。5年前に買ったデジタルパノラマレントゲンは先輩の所へ、そして13年間使ったデンタル用照射機は中古業者さんが引き取り発展途上国で第二の人生をおくる事が決まっています。医療機器は中古販売の規制が厳しく、国内では市場がないのです。おかしな話です。
スイッチをoffにし、手を合わせ、「ありがとな」と小さく呟く。時代の流れに目が潤んでくるのがわかります。
明日19日(日)、この2つのレントゲンは取り外され、新しい機械が設置されます。私は研修のためいないのですが、帰ってきた頃には新しい設備が入っています。その様子はまた改めてお知らせいたします。
REX-601とダイマックス、今まで本当にありがとう!