実はこの一年で良くなったなと思ったのが各部の動き、特に支柱の回転です。去年のものはどう調整してもスムーズに動かず、顕微鏡の出し入れに苦労したものです。治療の全行程に顕微鏡を用いるわけではありませんので、出したり引っ込めたりします。それがスムーズに行かないと、なかなか使う気にはなれません。そこが変わったのが一番だと思います。
反面残念なのがやはりカメラの撮像範囲、改善はありませんでした。Leicaとしてはこれで問題がないと思っているのでしょうか。だとしたらまったく歯科の事が解っていない、全身麻酔ではないので患者さんというのはしょっちゅう動くもの、当然視野も偏位します。したがって撮影にはかなり慣れが必要になります。
さて本機も販売から一年が経過し、ユーザーさんからいろんな声が集まっているはずです。さらなる改良やオプションの整備に期待します。応援します。ガンバッテ!