2010年7月25日日曜日

旧スタッフ来院〜鍼麻酔

木曜日の事ですが、5年前まで努めていた歯科衛生士のNさん(旧姓Sさん)が暑さ厳しき中、もぐっている親知らずの抜歯のため来院しました。

で、いただいてしまったのがコレ。ゴチです。オイシカッタ〜!



さて親知らずですが、今回は右下。まだ彼女が在職中に左下を抜歯しましたが、その時と同じように鍼とレーザーを併用し、できるだけ痛みや腫れがでない工夫をします。詳しい事はまた後日、とりあえず鍼とはどんなものかをビデオでご覧いただきましょう。


今回使ったツボは「合谷」と「曲池」という有名な所。下顎の治療にはよく使います。肩凝り治療にも使う通電機を繋げていますので、指がピクピク動いています。ちょっと変な感じですが、これでけっこう効きます。

顔や口の周囲にも鍼が有効ですが、ちょっと痛いし内出血の可能性もあるので、私はレーザーを良く使います。半導体レーザーという機械は痛みの治療に良く使われるものですが、ツボに使っても鍼のような効果があります。

で、今回の抜歯は骨の中に水平に埋まった親知らず。骨を削ったりといろいろ煩雑ですが無事終了。痛みも腫れもなく、経過は良好だそうです。

ちなみに中指についている大きなクリップはパルスオキシメーターと言って、爪からレーザーで血液の酸素濃度を測っているもの、鍼とは関係ありません。

さて抜歯直後ですが、以前彼女が担当していた方がちょうどメンテナンスでお見えになっていました。で、ちょっとご挨拶。もう5年も前の事ですがちゃんと覚えていただいておりました。

しばしお互い楽しい話が続いており、あー、いいもんだなと思ってしまいます。いつまでもこのような事が続けば、そしてそんな人をもっと増やせればと思いました。

Nさんも今では二人のお母さん、子育ても少し楽になってきたのかまたロングヘアに戻り、なんかイイ奥様になってしまいましたね。ココで働く人、いらっしゃる人、みんなが幸せになれるよう、私もがんばりましょう。