2009年7月23日木曜日

新診療室概要・9 波動、東洋医学療法の再開

「再開」と言うからには昔やっていたという事なのですが、しばらく西洋医学に傾注せざるをえなかったのを、移転を機に東洋医学治療をもう一度練り直します。

現状私の臨床での東洋医学は、比較的大きめなインプラント手術時のための鍼麻酔などにしか行っていません。これはこれで有効なのですが、実は個人的に10年前からあまり進歩していません。これを何とかしなくてはならない必要があります。

人は本来一人一人が違います。それを解りやすく最大公約数で括るのはある程度仕方のないことです。医療といえども同じで、この症状にはコレ、あの病気にはアレと方針を決めなくてはなりません。

しかしそのアプローチは西洋と東洋ではかなり違います。西洋医学は病気をとにかく細かく分けます。その中から病気をシンプルに判断していきます。ですから、ともすると全体像を見失う事があります。一方東洋医学は人全体を診ます。それどころかその人の環境や過去まで診ます。

ですから一見その病気とはぜんぜん違う事や離れた部位が施術対象になったりします。例えば歯が痛いのに、足のツボを使ったりします。

西洋医学はあまりに細分化しすぎ、ちょっと伸びしろが少なくなってきているように思います。新薬や高額な医療機器はまだまだ発展するでしょうが、多くの人に恩恵が与えられるようになるにはまだまだコストや時間がかかりすぎます。

ではもっと早く効果を上げる方法は何か?それはもちろん東洋医学の導入です。今後私は漢方や波動治療と呼ばれる路にもう一度戻ります。そして西洋医学ではなかなか解決しない症状の改善にリソースを分けて行く予定です。

ちなみに「水の力」とは、実はその活動の一端です。