2009年7月22日水曜日

新診療室概要・8 カフェ感覚の待合室

なぜか解りませんが医院の待合室と言えば、だいたいはあまりパッとしたものではありません。あの独特の雰囲気が好きという人はまずいないでしょう。もっとデザイン性を上げる工夫はできないものでしょうか。

一方カフェやレストランの進化は著しく、また来てみたいと思わせる雰囲気に溢れています。私にとってもカフェは日常になくてはならない存在で、土日などは原稿書きや資料整理のためカフェで始まりカフェで終わるような生活です。

どうでもいい事ですが、巷のカフェは相当制覇しています。それから最近のVideoCastもカフェで録音したものです。よく聞くと周囲のざわめきが聞こえますよね。

新診療室はいらっしゃる方のここちよさを大切にします。治療の方には重苦しさを忘れさせ、メンテナンスの方にはリラックスして気軽に来れる雰囲気であってほしい。そしてここに来てよかった、また来たいと思っていただけたら嬉しいのです。もちろんそれはきちんとしたホスピタリティーあっての事です。

待合室は昭和通りに面していて、大きなガラス張りになっています。そして天井は3.5mもあります。実はここはもともと店舗用に考えられた箱、事務所仕様ではありません。ですから診療室全体はとても天井の高い、普通の歯科医院とはかなり違った解放感に溢れたものになります。

話しを待合室に戻しますが、天井が高いと空調がたいへんです。特に冬は暖気が降りてきません。そこで床暖房を入れました。なぜそこまでするかとういと、ここでは後でお話する「オープンセミナー」が行われるからです。寒い所で一時間は辛いですよね。

それから待合室の一画に「歯磨きバー」が設置されます。ここにはかなりの数の歯ブラシサンプルが置かれ、実際に手に取って触る事ができます。予定では50本くらい置こうと思っています。

そして練り歯磨き(ペースト)もかなりの数を置きます。これらは皆実際にお使いいただけるようになります。

このように新しい待合室はただ待っているだけの場所ではなく、情報を発信し、みなさんといっしょに考え楽しむスペースとして誕生いたします。そのために今一生懸命工事が進んでいます。どうぞお楽しみに!