2009年5月29日金曜日

新診療室概要・1 カウンセリングルーム

すでにご報告してありますように、新診療室では10の新しい取り組みを掲げています。今日からその概要を少しずつご説明して行きたいと思います。まずは一番目から。

1・たいせつなお話を落ち着いてしていただけるカウンセリングルーム

現行の診療室の一番の問題は、プライバシーへの配慮がほとんどできなかった事です。受付から診療ユニット2台までがオープンな直線で繋がっており、これは良い方にとれば誰がどこにいても診療室内全域の状況がわかる形でした。

開業当時の12年前にはそれほど大きな問題は生じませんでしたが、最近はそうも行かなくなってしまいました。私達の診療の過程で、患者さんとよく話をする時間がとても大切になってきたのです。昔から話はよく聴くスタイルでしたが、治療が複雑になってきたり歯科衛生士の業務が高度化するにつれ、近くに他人がいては良くない状況になってしまいました。

そのため充分な話ができず、お互い中途半端な状況で治療やメンテナンスに入ってしまう事があったことは否定できません。

そこで個室でお話をきいたりご説明申し上げる専用室の登場です。この部屋ではたった今診療した内容を録画し直ちに再生し説明できるような設備にもなっています。

治療のやりっぱなしが再発の大きな原因です。ここで今どのような治療を受けたのか、今後どうすべきなのかがすべて解るシステムになります。