な、なんだこれは、吉田はいつからパソコン教室の先生になったのだ???
いぇいぇ違います。これは去る8月7日に行われた日本顕微鏡歯科学会のハンズオンセミナーの様子です。
学会では認定医審査を行うさい、臨床ビデオの提出を求めています。これはあらゆる学会認定医の中で傑出した存在で、名ばかりの認定医ではない、本当に顕微鏡を使って効果的な治療を行う技術を持った歯科医師を選出するための必須事項です。
顕微鏡治療の特徴の一つとして、治療の様子をそのままビデオに録画できる点が挙げられます。術者の視点がそのまま記録として残る、これは非常に画期的な事です。
活用方法はいろいろありますが、やはり患者さんに安心と信頼を感じとっていただける事が一番大きいです。そのためにはやはりある程度のコンピューターの知識が必要になります。そこでこんな研修をしているわけです。
しかし、まんまパソコン教室、、、否定できません。。。
しかし、まんまパソコン教室、、、否定できません。。。
今回はモリタさんの東京本社の研修室をお借りして行いました。この部屋はご覧のとおり、机にモニターが設置されており、正面のプロジェクターを見るよりはるかに鮮明な画像が受講生に届きます。これは緊張します!
講師は私と三橋先生、そしてご意見番として日大松戸の辻本先生が構えています。
さてこの研修はQuintessence誌に連載された記事を元ネタとして使用させていただきました。誌面とWebでは解りにくかった面を補足したつもりですが、うーん、もっと解らなくなってしまった方もおられたかもしれません。
私はビデオ編集の実演などの担当でしたのでMac OS X の Keynote、Windows のムービメーカーを実際に動かしてみました。
しかしWindowsムービメーカーはバージョンによってだいぶ動かし方が異なりますね。さすがにすべてのバージョンを網羅する事はできず、現場ではちょっとイキアタリバッタリになってしまいました。
この日のためにKeynoteには詳細なマニュアルを造ったのですが、Windowsムービメーカーは用意できませんでした。10月には今回のセミナーを縮小したものが予定されていますので、そちらにはちゃんと間に合わせたいと思います。Windowsの方、ゴメンナサイ。
PS:そのKeyonote用マニュアル、会場にタクシーでプリンターを持ち込んで間に合わせたのですが、後で診療室に戻して見た所故障が発覚…ただ今入院中で講師料がパーになりました。。。