ここにはオーストラリアSDI社の新製品set P/P の使用レポートを掲載しているのですが、それと同時に私達の診療の考え方と、業界の苦言を少々書いてあります。
今の歯科とは「接着」抜きに語れません。歯科の世界ではそれほど画期的な事なのですが、しかしメーカの言う事を鵜呑みにしていると失敗します。だいたいメーカーさんは調子のいい事を言いすぎで、偉い先生方もなぜかそれを批判しません。
ここでは「そんなに簡単には行かないよ」と、ちょっと釘を刺しています。だって困るのは最前線である私達と患者さんですからね。また辛口をやってしまいました。
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さてこの寄稿をしたところ、意外な方からお手紙をいただきました。それはわたしの叔父、亡き父の兄です。
そのご長男、すなわち私の従兄も歯科医師なので(実は次男も)、近くにこの新聞があったのです。私が出ているのを見てとても感動したらしく、一筆いただきました。
叔父にはいつもなぜか気にかけていただいており、こうして喜んでもらえるのは嬉しい話です。父も少しは私の事を褒めてくれるかななんて思い上がってしまいました。
今更親孝行はできませんが、叔父が喜んでくれるだけで良い機会を与えてもらったなと思います。豪クン、感謝してまっせ!