2010年6月6日日曜日

前原さんの本音をどう読むか・・・

兼兼思っていた事ですが、一般ウケを狙うと偉い人でもこの程度なのかと嘆きたくなります。この記事は本音が表れておりまだ好感が持てるとは言え、複雑です。私達はやはり人の心の裏を読まねばならないのでしょうか?


【Responseより】

できもしない事をできるように振る舞う、大風呂敷を広げて契約をとるが、結局できなく迷惑をかける。そういう人に私も振り回された事がありますが、政治家でも野党なら許されるという事です。

しかし与党になって責任が発生しそれができなくなる、あまりに真剣味がなすぎると思います。かといって野党になった今の自民党もまた同じ。共産党も旧社会党もまた同じ。現場の厳しさと対峙しない者は、何を言ってもいいのでしょうか。とりあえず選挙に勝ちさえすれば、後の事はまた考えるという方針です。本音を言った前原さんはまだエライかとも思います。多くの人に噛みしめてもらいたい記事です。

政権交代前の民主党は、誰が聴いてもできもしないような事を言っていました。批判だらけの子供手当ては引っ込みがつかなくなって実行されますが、高速道路無料化などはあまりに稚拙な発想。そういうところにしか政権を任せられないのがなんとも情けないですね。

私達医療人は患者さんにできもしない事や夢物語は話せません。現時点で解る事と、予想される未来を正しく示し、最良の方法を模索します。私達は患者さんから託された政権与党です。けっして浮き足立った行動はできません。ですからウケがいいとは言えません。

しかしもし患者さんが勢いや夢物語で医者も選んでるとしたら、、、ちょっと怖いです。私は夢を語るのは好きですが、現実には厳しくありたいと思います。