2010年11月15日月曜日

日本レーザー医学会 & 日本レーザー歯学会

同じ名前に見えますが「医」と「歯」の一字違いです。この金土日は名古屋でドップリとレーザー漬け、日本レーザー医学会日本レーザー歯学会の同時開催、盆と正月がいっしょに来たとはこの事です。

うっ、どっちに行ったらいいんだ、、、あ、両方だ!
実は私はこの両方の会員、ちょっと医学会の方はご無沙汰だったのですが、やはり医学の方が演題も多く盛り上がっています。

今回の目玉は「医・歯・薬・工の連携」、とかく閉鎖的になりがちな各界が互いに課題をぶつけたり、成果を発表します。

このような連携がなぜ日本では行われにくいのか、興味深い意見がありました。例えばアメリカでは他の大学を卒業し活躍してきた人の医学部入学者が非常に多い、すなわち最初から他科の知識や人脈・興味の対象の広さが下地としてあるので交流が行いやす。しかし日本はただ暗記力だけ優れた人が医学部に集まる傾向にあり、応用が利かない、、、あまりに早く枠を決めすぎているという事でしょう。

確かにアメリカは未だにチャンスの国です。やる気のある者には門戸を広く開けて待っています。図書館なんて24時間営業の所があります(今はちょっと危ないから減っているそうですが)。しかし中は厳しく出口は狭い。結果40歳を過ぎても本当に優秀でやる気のある人材が生まれるのです。日本とは大違いですね。

これは学会の懇親会の模様、学会の本体ではありませんヨ。 
さて同じ趣旨の医科と歯科の学会が併催されることはやはり希です。今回は歯学会の理事長である愛知学院大学口腔外科の吉田憲司教授が医学会の大会長(ちょっと紛らわしい)という事で実現した離れ業。

「医」と「歯」は法律的に別れてはいますが、歯は人間の体の一部ですから別けること事態間違っています。しかし法律も教育もしっかり別れているせいで、おかしな事になっています。それをなんとかしたいという思いが伝わってきます!

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さて去年に引き続いて、今年も私は研修委員として5分間だけ半導体レーザについて話しをしました。去年の資料に少し変更を加えての発表です。

約130名を集め、この研修会の大切さや意義を伝える事 もできたのではないかと思いました。来年は大阪、今年のように開催できたらなと思います。