今年もレーザー歯学会の時期となりました。場所は久々の博多です♪
今回は学会の中で「研修委員会」という役を与えられ、月曜日に行われたレーザー安全講習会で、僅か5分という時間で半導体レーザーの話をしなくてはならないという大役?です。あいもかわらず詰め込みプレゼンになってしまいました。タイマーを見ながらピリピリした雰囲気で進みます。短い時間で大切な事を伝えるって、本当に難しいですね。
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さて学会の大会といえば、同じ趣旨の者が年に一度集まるので、夜は当然懇親会へとなります。上の写真はこの日のために用意された「あら」のお造りです。ちょうど大相撲九州場所が行われており、たいへん手に入りづらいものなのだそうです。関東で言う「くえ」と同じと聞きましたが本当でしょうか?
で、乾杯が終わるとこの「あら」2尾に人が集中!あっと言う間になくなってしまいました。みんな手が早すぎるぞ!
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さて今回は初めて少しだけ運営側に回ってみたのですが、裏方の苦労は信じられないほどです。AMEDのところでも書きましたが、大学がマンパワーで押し切る通常の学会とは違い、開業医が大会長を務める学会の苦労は言葉で言い表せるものではないでしょう。まず通常の診療はできないはずです。見方を変えればそれだけ裏方がしっかりしているという事で、私などにはとうてい真似はできません。つまり今回は、大会長の南里先生のご人徳が現れた学会と言えるでしょう。
しかし表面上は華やかで成功した大会でしたが裏はやはりたいへん、今回それを少しだけ解ったという事が収穫でした、あ、それだけじゃないですよ。演題にはついに歯周病へのPDTの応用が何題かだされ、やっと日本でもこれらの研究が発表レベルに上がってきたかという感じです。
残念ながら私がメインで使っている半導体レーザーの熱解析の話しがまったくなく、これは残念でしたので、今後期待です。
さて来年は名古屋で、なんとレーザー医学会との併催です。それまでに準備しなくてはならない事が山積み、、、学会運営って本当にたいへんです。そう考えると会費ってとっても安く思います。あ、けど値上げはイヤです。。。