2008年12月20日土曜日

保険のインレーを外しコンポジットレジンで修復

12月10日の投稿・YouTubeにアップした動画の補足をしておきましょう。



タイトルは「保険のインレーを外しコンポジットレジンで修復」ですが、このように今問題があるわけではないのに「保険で治療した歯を再治療してほしい」という依頼はかなり増えています。それほど皆さん保険で行われた短時間の診療に不安を抱いているのでしょう。

実際に除去してみると内部にむし歯の取り残しがあり、手前の歯もむし歯になっていました。問題がないと思っていてもそれは自覚症状がないだけで、実は内部でこのような問題が残っている事は普通にあるのです。自覚症状が出た時には手遅れな事が多く、それに気がついている人はインレーなどの人工物を一度外してほしいと依頼してくるのです。

このケースでは運良く全ての修復をコンポジットレジンを詰める治療で、1日で済ませる事ができました。しかしたいていの場合もう一度型取りをしなおし、歯科技工師さんが造ってくれた金属やセラミックスなどを後日セメント着けする治療になります。

コンポジットレジンはたいへん優れた材料で、日本の製品は世界でもトップクラスです。しかし全ての操作を口の中で行わなくてはならないため、このビデオで紹介しているようなラバーダム(緑色のゴムシート)や、型枠をきれいにはめる技術が必要になります。

しかし残念ながら日本の保険制度ではこれらを行う事は事実上不可能で、どうしても自由診療になってしまいます。このあたりの詳しい事は既にホームページに記載されていますが、さらに年末年始には大幅なコンテンツの入れ替えを予定しています。楽しみ待っていてください。