本日発売になりました月刊宝島のp122、たった2ページですがいい記事です。歯科衛生士のWDさんがドーンと出ています。目つきが違います。これぞ彼女の真骨頂!
伊藤準也が行く! ニッポンの医療の現場 第23回
生活の質を高める医療4
デンタルケアーこそオーダーメイドで!
9月9日にお伝えした取材、その結果がこのような記事になりました。最近はテレビでも活躍中の伊藤準也さんからお話をいただいたものです。
記事は主にメインテナンスの重要性と、私たち独自の取り組みである「お口の診断書」を中心に書かれています。
さて文中ではちょっと解りににくかった部分を補足しておきましょう。まず2ページめの上、参考書のようなものってのは、つまりこういう事です。
学生の頃、いわゆるアンチョコを使っていた人は多いと思います。私もそのクチで、それを持っているだけで、もう試験勉強が8割り方終わってしまったように感じます。
同じく良くできる人のノートのコピー、これだけで安心しきってしまいます。
また新しいゴルフクラブやテニスラケットを買うと、もうそれだけでウマくなったような気がする、ただ持っているだけで安心しきってしまう事があるわけです。
歯ブラシも同じで、高価な電動を持っていても使いこなせない、いや、まったく使えていない人がほとんどです。けど磨けるような気がする。私たちが歯ブラシの方法について説明しようとすると、「電動持っているからやらなくてけっこう」と拒否される方が大勢おられます。違うんです。
人間どうしてもモノに頼ってしまう、良いものを持っているとそれだけで安心しがちです。どう使うかを知らなくてはならないわけです。
電動歯ブラシなんてただ「電動」なだけで、みんな「自動」と勘違いしている、ここが人の心の弱いところです。
モノではなく行動で示す、それがとても大切だと思います。「モノから行動の時代へ」とはまさにこの事です。
それから細菌検査、PCR法は確かに高感度なのですが、「だからどうした?」という疑問が離れません。問題はその結果をどう活かすか、具体的には2回目の検査結果でどう変化があったか、それを元に今までの施術は正しかったのかを評価する事にあります。だからただ計ればいいワケではありません。ご注意を!
なおPCRは「歯周病細菌検査」と書かれていますが、これは「ポリメラーゼ・チェンーン・リアクション」の略、居てほしくない歯周病の原因菌が遺伝子レベルで特定されます。
文中でも触れたように、歯ブラシは全く効果的に行われておりません。正しい方法で行っている方なんて、ホントにおられるのだろうかと思います。
しかし私たちはコチラでお見せしたように、衛生士が顕微鏡で確認しながら進めてまいります。まるで治療と同じように。ですから上辺だけの型通りのお話ではありません。完全個別対応です。
人はそれぞれ違います。個別にいろいろ変えて行かねばならないものです。ですから「デンタルケアこそオーダーメイドで!」です。
そして「お口の診断書」。これがなければ、ご家庭でモチベーションを保ったまま歯ブラシを行う事はなかなかできません。治療はともかく、これだけは全ての皆様に強くお奨めしている私たち独自のサービスです。ぜひ体験してみてくださいネ!