2012年5月23日水曜日

原爆ドームに行って来た

学会がらみでないとなかなか旅に出られないものです。、やっと来れました。日本人としてここに一度は来なければならないと思っていました。川辺から夜の原爆ドームを見ながら、一人シンミリしてしまいました。


ずいぶんキレイにライトアップされていてビックリしました。美化するのもどうかとは思いましたが、やはりこうするしかないでしょう。


手を伸ばせば壁に手が届きそうな近さ。こんなに近寄れる所だとは思いませんでした。 


去年長崎に行った時にはこのように爆心地というものがしっかりあったのですが、広島にはないんですね。


放射線医学の研究が多い広島ですが、学会でも福島の原発事故に関する演題がかなり出ていました。日本人は放射線とどう付合って行けば良いのか、一時間くらいウロウロしながら考えてしまいました。

こちらにも書きましたが、想定外も想定することなんてできません。だから想定内の事をやりきる、これが大事だと思います。

しかしお役人さんのような高学歴の頭の良い人であっても、業務を強い意志でやり抜く事は難しい、そうだ、人は誰でも同じです。だからみんなでやる、これが日本型だと思うのです。


さて自分の講演は15時からなので、午前中は資料館へ行こうと思っていたのですが甘かった!遠足や修学旅行の大群に阻まれ、入館を諦めざるをえませんでした、、、残念!