2011年4月17日日曜日

心を整える。

「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」 長谷部誠 著【玄冬社】

「長谷部ってヘタクソやよな〜」と言ったのは友人N。「いやいや、しかしだがな〜」と私。彼のプレーをどう評価するかにはいろいろな意見があります。

私はサッカーに特に詳しいわけではありませんが、以前から思っていました。「ちょっと面白い男が入ってきたなー」と。

傑出した特徴を持っているようには見えませんが、実はスペースを潰して見方に仕事をしやすいように動いている事はテレビを見ていても解ります。

それにいかにも『キャプテン」という雰囲気が全身から溢れている、こういうタイプのスポーツ選手は初めて見たなという感じです。

それはこの本を読んでみて「うーむ、なるほどな」と思いました。私が27歳の時にはとてもとてもこんな感じではありませんでした…

いわゆる精神論ではなく、誘惑や雑念にとらわれずにいかに平常心で臨むか、そのために何を心がけていいるかが良く書かれています。

「鍛える」のではなく「整える」、つまり努力して手に入れるのではなく、最初から持っているものを100%引き出す。それで得たものが彼の功績であるならば、今の私たちがするべき事は何かがよくよく解るような気がします。まずは睡眠時間をきっちりとうことか?いやいや、逃げの口実を造るのもけませんナ。

本書はたぶんライターさんがインタビューを元に書き起こした文章なので不自然な所もありますが、私のような読書嫌いな者でも3日で読み切れる内容です。困難な時代を乗り切る必読書ではないでしょうか。ドラッカーを読みたいと思っている方、コチラを先にお奨めしたいです。


そしてさらにサッカーネタ本もう一冊読み始めました。この方も読んでいますね(4/14参照)。これはまたスゴイ!後ほどご紹介いたします。