【朝日新聞】
持ってみればなるほど薄い、比べていませんが軽くなったそうです。
しかしそれでもこれを電車に乗っている時に吊革につかまってまでして使う気にはなれません。
iPadが発売になって一年、この間何が変わったのか?
iPadを持っている人に訊いてみると、「これで十分じゃないか」という話がよくでてきます。
Webの閲覧、短文のメールにツイッター、ゲームに写真…ほとんどの人が今までコンピューターをこの程度の事で(?)使っていた、、、ムダだった、と言うのです。
唯一長文を打つには不便だが、それは外付けキーボードを買えば良いじゃないか。
私のように重い動画編集やホームページ作成をする者にはiPadは役不足ですが、多くの人にはなるほどiPadで十分じゃないか?
以前からAppleは実に割り切りのよい会社だと思っていました。古くはフロッピーディスクの廃止など、旧来の仕様や技術をバッサバッサ切って行く傾向にありました。iPadはそれを凝集したように見えます。
iPadの事を、大きなiPhoneとか高級ネットブックと揶揄した人が大勢いたようですが、電子書籍の普及など新しい販路やそれに伴う新しいライフスタイルの提案など、他社にはマネできない「文化度」の格の違いをこの会社は持っています。
逆に言えば、一見すると競合する商品もハードでは同レベルでも、「文化度」が売上に決定的に影響している事がわかります。
ハードのスペックにだけ興味を持つ人が多いようですが、そうではなく、「どう楽しんでもらうか」をトップダウンで考える、ハードはそれに付随するもの。これからのモノ作りはこうでなくてはならないのでしょう。
さて吉田歯科診療室でも、割り切りの良さを活かしたiPadの使い道を考えています、と言うより、「こんな事ができたらいいな」といのが、どうやらiPadで実現できそうなのです。いずれ実行に移せたらと思います。それは何かって?ヒミツです(^^)
ちなみに白と黒は半々の売れ行きだそうです。