2009年7月30日木曜日

週刊朝日MOOK「いい歯医者」



いやぁ、すごい本ができてしまったものです。明日発売の週刊朝日MOOK Q&Aでわかる「いい歯医者」がもう送られてきました。

こんなに立派な本になるとは思いませんでした。お昼ご飯を食べながらパラパラ見ていましたが、知っている先生も何人か出ており、楽しいです。

さて私、実は28Pの「顕微鏡治療」で登場しております。それから記事中Q&Aの文章と写真のいくつかは私が提供・校正したものです。どれだかわかりますか?

しかしさすがは朝日新聞出版、すごい取材力です。それから顕微鏡を使っている先生がかなり出てますね。まさに選ばれただけの事はある実力者がずらりと並んでいます。

それにしても記事広告の量もすごいですね。私は単なる依頼で取材対象だっただけなのですが。

これ1冊あればしばらく話しのネタに困ることはないでしょう。忙しい時には忙しい事が重なるものですが、ありがたい話しです。

というわけで、今日も現場で打合せです。。。

ニュースレター1


銀座のビル外に出してある自立看板、そこについているポストにニュースレターを入れました。とりあえず15部入っていますが、どれくらいなくなるでしょう?ちょっと楽しみです。

上の写真をクリックすると、拡大して読むことができます。

8月22日(土)はオープンセミナー


先にお知らせしたとおり、オープンセミナーを開催いたします。今回は移転記念内覧会を兼ねております。8月22日(土)17:30より、銀座の新しい診療室で、多数のご参加をお待ちしております!


新診療室概要・10 オープンセミナーの開催

やっと10番目です。最後のトリは「健康の理解を深めるオープンセミナーの開催」です。

コレ、実は以前既に銀座でやっていた事なんです。日本橋に来てからも5回くらいやったのですが、いろいろ忙しくて挫折してしまいました。

しかしまた銀座に戻るのを機に復活です。これはとっても大きな事業で、吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニックの中核といっても過言ではない、それほど重要な事なのです。

普段診療をしていて痛感するのは、とにかくお話をしている時間がないという事です。ある程度は担当の歯科衛生士に任せるのですが、それでもたりません。皆様に最低限知っておいてほしい事がいろいろあるのですが、それを個別にお話ししている時間はとてもとれません。

またある程度治療や私達のコンセプトをご理解いただかかない事には「しかたがないから言われた通りに治療させられている」と、後ろ向きに思う方がおられても不思議ではありません。それでは治療は面白くありませんし、また再発してしまう事は明らかです。

裏を返せば、今日本で行われている医療は、ほとんどが患者さんが受け身になり、よくわからない中で一方的に治療が押し付けられている状況に近いのではないかと思います。

そこでこのオープンセミナーです。あなたは今どういう状況ですか?何がそうさせたのでしょう?これからどうなると予想されますか?ではどうすればよいのでしょう?

これらは経済の世界でよく言われる事です。しかしこれらは健康にもそのまま当てはまるのです。皆さんお金の事は一生懸命ですが、自身の健康問題となるとほとんど受け身で医者任せになってしまいます。「悪くなったら医者が治してくれる」と。

しかしそれでは遅いのです。そしてほとんどの人がそう思っているがために医療費があんなに膨れ上がり、将来不安が拡大した結果消費が低迷しているのです。

そんなカラクリをわかりやすく、写真や動画を使って楽しく綴る一時間です。新しい銀座の待合室はちょっと歯科医院の雰囲気ではありません。天井の高いカフェのような感覚です。まだ出来たばっかりで、ちょっとそっけないかもしれませんが、その分話しで盛り上げようと思っています。どうぞご期待ください!


2009年7月27日月曜日

工事進捗状況・1


この写真は24日(金)のものです。スッカラカンの状況を長らく見続けていた私には衝撃です。こんなになってしまった〜と。

真夏ですから職人さんもたいへんです。ありがとうございます。

さて銀座の診療室は、現行日本橋の複雑さどころではありません。見えない所でも、天井や床下の配管配線の複雑さはたいへんなものです。昔とは違い、LANや防犯カメラ用配線、4部屋独立のスピーカーなど電気関係がいきなり複雑です。

そのためのケーブルを秋葉原まで調達に行くのですが、あんなケーブルでも長くなるとたいへんな重さになるのです。持ってくるの一苦労、指がちぎれそうでした。。。

週刊ポストに顕微鏡歯科が連載中!

今発売中の「週刊ポスト」誌に顕微鏡を用いた歯科治療が出ています。先週号からの3連載です。

実はこの企画、4月の「週刊現代」誌と同じジャーナリストさんの記事、なので内容は似ています。しかしより詳しく解りやすくできています。顕微鏡歯科界の巨匠、三橋先生の尽力あっての事ですね。

顕微鏡は歯科治療を根本的に変えてしまう力を持っており、これを使うか使わないかで治療に大きな差が出てしまいます。こらから普及や認知度アップの過度期に向かう事は明らかですので、間違いや偏見のない報道をマスコミにはお願いしたいものですね。

〜予告〜

顕微鏡の威力をマスコミの方々も徐々にお解りいただけてきているようで、既報の通り私たちの所にも取材が入りました。で、7月31日にその本が出る事になっていますので、その時にまたお話いたします。まずは31日に書店やコンビニに走る用意をしておきましょう!

2009年7月23日木曜日

新診療室概要・9 波動、東洋医学療法の再開

「再開」と言うからには昔やっていたという事なのですが、しばらく西洋医学に傾注せざるをえなかったのを、移転を機に東洋医学治療をもう一度練り直します。

現状私の臨床での東洋医学は、比較的大きめなインプラント手術時のための鍼麻酔などにしか行っていません。これはこれで有効なのですが、実は個人的に10年前からあまり進歩していません。これを何とかしなくてはならない必要があります。

人は本来一人一人が違います。それを解りやすく最大公約数で括るのはある程度仕方のないことです。医療といえども同じで、この症状にはコレ、あの病気にはアレと方針を決めなくてはなりません。

しかしそのアプローチは西洋と東洋ではかなり違います。西洋医学は病気をとにかく細かく分けます。その中から病気をシンプルに判断していきます。ですから、ともすると全体像を見失う事があります。一方東洋医学は人全体を診ます。それどころかその人の環境や過去まで診ます。

ですから一見その病気とはぜんぜん違う事や離れた部位が施術対象になったりします。例えば歯が痛いのに、足のツボを使ったりします。

西洋医学はあまりに細分化しすぎ、ちょっと伸びしろが少なくなってきているように思います。新薬や高額な医療機器はまだまだ発展するでしょうが、多くの人に恩恵が与えられるようになるにはまだまだコストや時間がかかりすぎます。

ではもっと早く効果を上げる方法は何か?それはもちろん東洋医学の導入です。今後私は漢方や波動治療と呼ばれる路にもう一度戻ります。そして西洋医学ではなかなか解決しない症状の改善にリソースを分けて行く予定です。

ちなみに「水の力」とは、実はその活動の一端です。