昨日は台風の中
研修会に行ってきました
久しぶりの大会場で
たぶん200人くらいだったと思います
テーマは「発達障害」と
歯科とはまったく関係なさそうな話です
しかし演者はとても高明な歯科の先生で
あまりに先進的かつ独自性がありすぎることで
有名なかたです
私は友人がこの先生の事を良く知っていて
お誘いを受けて行ってみました
会場について驚いたのが
その熱気というか期待感というか
とにかくみんな心待ちにしていたという雰囲気に
圧倒されてしまいました
歯科で重要な視点の一つに
噛み合わせのバランスがあります
この学問を「咬合学」といいます
この咬合学は
実は総入れ歯から発展してきたものです
総入れ歯は歯がまったくない人が使う物
ですから入れ歯の人工歯を
どのように並べるかが研究されてきました
それを逆に歯がある成人に
さらには小児へと遡って発展したのが
咬合学です
すると小児の咬合の良否
すなわち成長により
いろいろな事が決まり
それが一生続く…
という理屈です
そこに発達障害が絡んできます
演者は総入れ歯の専門家ですが
その理論を小児まで落とし込み
発達障害への理論を展開する様に
私は驚いてしまいました
しかも単なる経験ではなく
データーも症例もキッチリ揃っているから
すごいんです
発達障害といえば
わたしは栄養療法の世界で
よく聞いていた事でしたので
そちらが100%だと思っていたのですが
まさか歯科が関与しているとは
思いもしませんでした
しかもそこに
200人くらいの人が
台風の中集まるわけです
素直にすごいと思いました
講演の中で一つ面白い話題がありました
それは食事をするときに
足を床につけているか
足が浮いているかで
噛む回数が変わるということ
足が浮いてる方が
噛む回数が少ないのだそうです
これは体幹が安定してないからだそうです
小さなお子さんはよく
足が浮いてる状態で
食事をしてますよね
あれは良くないんだそうです
足底が安定している
体幹も安定している
これが成長にはとても重要
だから正座が最も良いのだそうです
成長に合わせ
座面や足板の高さを調整できる椅子がありますが
あれって良いものなんですね
学校の机椅子も
体に合ってないと
学力も変わってくるのかもしれません
私も治療するときは
体幹を崩さないように
意識してやっています
当たり前ですが足底はついてます
地に足がつくって
いろんな意味で重要なんですね
という事で昨日は新しい分野が開け
とても新鮮な気持ちになって
会場を後にすることができました
普段とは違う気分転換ができたので
今週はまた新しいチャレンジができそうです
さてあなたは今週
未来の自分のために何をする予定ですか？
また次回をお楽しみに！
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