出張の楽しみの一つは朝ランですが、先週の福岡出張では大好きな大濠公園を走ってきました。
顕微鏡歯科学会の仲間である樋口先生も同時刻に走るというので、もしかしたらと思ったらやはりそうでした。パラリンピック女子マラソンの銀メダリスト、道下美里選手といっしょに走ることができました。
視覚障がいを持つ道下選手は、伴走者の力を借りてフルマラソンを走り切ります。樋口先生は歯科医師であると同時に、世界一を目指すトップランナーの伴走者として有名な方です。
そんな二人と50mくらいでしたが、スパートの部分などを並走しました!すでに数十キロ走った後なのに、それはプロですからとんでもないスピードです。わたしは必死になんとかついて行きましたが、この人たちはこんなスピードで延々と走れるのかと思うと、人間とはスゴイなと身を持って感じました。
走り終わった後の道下選手と握手をして、ミーハーにも記念撮影です。しかし、道下選手は、本当に小柄なんです。そして、そこから発揮される驚くようなパワーに圧倒されます。
障がいを乗り越えてトップアスリートの道を突き進むなんて、健常人である私がヘコタれていてはいけませんね。フルマラソンは走れませんが、なんちゃってランナーをやっていて、本当に良かったという朝でした。
みなさんもぜひ障がい者マラソンなど、ハンディキャップを持つ方のスポーツに注目してみてください。本当に勇気がもらえますよ!
PS:その一週間後ですが、道下選手はアメリカのケネディ駐日大使と同じ大濠公園を走ったそうです (^o^)
ケネディ米大使、道下選手と走る《共同通信》