2013年3月18日月曜日

さようなら、東横線渋谷駅地上ホーム


この土日に東京のマスコミには大きく報道されました。東急東横線渋谷駅の地上ホームの最終日に行ってきました。


モノズキだと言われそうですが、そんなモノズキがホームに溢れてます。私はいわゆる「鉄っちゃん」ではありませんが、大晦日のような感じで行ってきました。


近くにありながらここ20数年、東横線はそんなに良く使う路線ではありませんでした。しかしまだ学生の頃、自由が丘の近くに友人が住んでいた事から、良くこの改札を利用していました。ホームに立つと「あー、東京に来たんだなー」と思ったものです。


始発駅独特の雰囲気というものがあると思うんです。そこから先は線路は無く、また戻って行く、たいした理由もなく面白いものだと思っていました。

土曜日からは地下駅となり、私がいつも使う田園都市線のホームからは簡単に行き来できるようになりました。これは便利です。しかし何かスルーして行ってしまう電車に物足りなさを感じてしまいます。多少不便なくらいがちょうどいいのでしょうか?


長らく東急沿線に住んでいますので、その開発の歴史などは好んで読んでおり、先人がどのような苦労で開発してきたかは少しは知っています。その象徴が役目を終え新たな槌音が響く、また大規模な再開発が始まります。そんな変化の節目に居る事をなぜかとても不思議に感じます。

結局私は用もないのに0:07発の電車に載り、学芸大学駅からスロジョグで帰りました。あー、やっぱりモノズキですね。

東横線渋谷駅地上ホームさん、長らくありがとうございました!

追記:日比谷線直通電車もなくなってしまいましたね。個人的にはそちらの方が残念です。