学会って何なんだろうってよく考えます。自分が興味がある分野にフォーカスして、いろんな人とディスカッションする、そんな所でしょうか。けどそこには多くの人が関わり、運営されます。
人が多くなると派閥ができ、歴史が長くなるとしがらみが増えます。
けどそれは学会に「誰の方を向いているのか」という答えを明確に持っている人が集まっていれば、そしてそれがきちんと発信し続けていられれば良いのだと思います。
私の診療は今までたくさんの学会や研修会から学び、自分に合った物を選びながら形成されてきたものです。そのための自己投資は何千万円にも上るでしょう。
たまたまレーザーと顕微鏡はよほど人材が足りないのか引きずり込まれてしまいましたが、私ももう半世紀生きていきた人間ですから、そろそろ恩返しをしなくてはならない、そう言う意味で全くのボランティアで会務に協力しています。
自分が20年前にしてもらった事と同じように、今の30歳くらいの若い先生に学ぶチャンスを与える。その前に学会の魅力を伝える、そんな事も実は私の大切な仕事の一つなのです。たまに休診がありますが、ご理解をいただければ幸いです。
さて学会ネタはまだ続きますヨ!