2017年11月1日水曜日

JAMD山口サテライトセミナーをやってきた



既報の通り、山口県歯科医師会館にて日本顕微鏡歯科学会のサテライトセミナーを行なってきました。

今回は地元の歯科医師会の後援をつけ、講師も3名でいつもより時間をとり、かなり充実した内容でお届けすることができました。

私はトップバッターとして、顕微鏡の総論から、独特な使い方をお話しさせていただきました。なんといっても続くお二人は、ともに世界的に有名は歯周外科と歯内療法の先生ですからね。余計な話はカットです。

歯科は今後、健診事業が本格化されます。そこで絶対に問題になるのが、各歯科医院での診断格差です。あそこの歯科医院では異常なしと言われた人が、ここでは虫歯や歯周病が発見された、しかもハッキリカメラに写ってるし…という話が必ず出てきます。

全歯科医院に顕微鏡が導入されることはないですが、受診者は顕微鏡があるのは当然、さらにはちゃんと使いこなせる歯科医院を選択するようになります。そのためにも、正しい知識や技術の普及は急務です。



さて、ご存知のように当日は台風が近づいており、開催そのものが懸念されていました。幸いにも無事開催されましたが、帰りの飛行機は欠航や到着地変更の可能性が高くなったので、後宴はキャンセルしてさっさと新幹線に変更。新山口駅で名物の瓦そばを食べ、帰って来ました。瓦を鉄板に見立て、その上に焼きそばが乗っています。初めて知ったのですが、面白いものを考える人がいるもんだと感心してしまいました。ネギとか、ポロポロ下に落ちるんですけどね…

このサテライトセミナーは、日本顕微鏡歯科学会の会員数がまだ少ない地域などを巡り、楽しく正しい顕微鏡歯科治療の普及を、また新入会員の獲得を目的に行われています。今回も数名の先生の入会があり、たいへんありがたく思っています。

「ぜひ我が街にも来てもらいたい!」という方は、ご連絡ください。規模や派遣人数など、バリエーションがございます。学会のプロモーションを兼ねてますので、講師代などは不要でお得ですヨ!