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昨年1月に放送され話題を呼んだNHKクローズアップ現代のインプラントトラブルの話題、その後は「実はインプラントとは安全なものではない」との風潮が広がり、取材を受けた私としては、いささか不本意な結果となりました。
しかし番組内容は当らずと雖も遠からず、日本の歯科事情を象徴する事例が紹介されました。どうしてこうもインプラントをしたがる歯科医院が多いのでしょう?
それからもし歯が無くなったら、インプラント以外の方法はどうなのでしょう?入れ歯やブリッジではだめなのでしょうか?
さらにそれ以前に、大きなムシ歯や重度の歯周病では、本当に歯を抜かなくてはならないのでしょうか? インプラントにしない選択肢はないのでしょうか?
実はそれがいろいろあるのです。歯の感染源だけを除去する手術や、歯を移植したり、矯正で移動させたりと、あまり知られていない技術がたくさんあるのです。
今回はそれらの実例をご紹介するとともに、最も大切な「歯を失くさない方法」について、歯科衛生士の和田さんにもお話いただきます。