何気ない日常に、実は健康や病気の秘密がたくさん隠されています。このBlogは東京銀座・吉田歯科診療室 デンタルメンテナンスクリニックの吉田格が、日々何を見て聞いて考えているのか、診療中にはお話しできない事をお伝えして行きます。
2015年6月15日月曜日
SHOFU 歯メイトコラム 第5回が配信
毎度お馴染み、隔月掲載のSHOFU歯メイトコラムの第5回が会員向けに配信されました。非会員には7月15日に公開となりますが、今回もチラミセしたいと思います。
今回は「症例数の多さは自慢になるか?」と題し、インプラントvs 反インプラントの極端な構図を考えてみました。
このコラムも残す所あと一話、すでに原稿は半分ほどできており、盛夏の最終話にふさわしい内容でお送りする予定です。いち早くお読みいただくためにも、ぜひ会員登録(無料)をしましょう。
なお1~4回目はこちらからご覧いただけます。
2015年6月5日金曜日
国際レーザー歯学会 BLCC
今期より理事職となり裏方が増えてたいへんなのですが、さらにもう一仕事ありまして、それが来年7月開催のWFLD国際レーザー歯学会の準備です。
詳しくはまた後で書きますが、この国際大会に合わせてBLCC(Basic Laser Certification Course)という認定試験が行われます。写真は初公開のその告知用パンフレットで、札幌にて正式なアナウンスとなります。
実は診療時間外はオープンセミナーの準備や原稿執筆をしながら、このパンフレットの編集や印刷屋さん通いをしていたんですね。まったく体がいくつあっても足り、、、、ていますね、ギリギリですが。
多忙なのは自業自得?楽しんでやって行こうと思います。では札幌に行ってきます!
食事指導の要点
診療室内で簡単な食事指導をしていますが、隠れ栄養失調の方にまずお話する内容はだいたい以下の5点になります。
- 血糖値ができるだけ上がらない食材を選ぶ 糖質は嗜好品
- 血糖値が上がる食材を摂る時は、できるだけ血糖値の急上昇が起こらない食べ方をする
- タンバク質の摂取量を増やす 動物性タンパク質の欠如に注意
- 女性は特にヘム鉄の積極投与を促す
- 飲酒やストレスによるビタミンやミネラルの浪費を補う
本当はもっとあるのですが、まずは解りやすく実行しやすく、しかも効果が出やすいことはこんなところではないでしょうか。これだけでも相当な効果が期待でき、スムーズに歯科治療に入って行けると思います。
参考にしているのは溝口徹先生らの監修の「最新の糖質制限理論に基づく お食事ガイド」という小冊子。さすがによく出来ており、今はほぼ全員に配布しています。
2015年5月28日木曜日
オープンセミナー vol.57 終了
オープンセミナー vol.57「誰にでも解る、栄養医学療法」はおかげさまで大盛況、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
入りきれなくなるギリギリまで人が集まったのは、銀座移転時以来でしょうか。立ち見になってしまった方、画面が近すぎて見づらかった方、申し訳ございませんでした。次回は同様のネタに症例を加えてお伝えしようと思います。
写真は当診療室にて栄養指導のカウンセリングをお願いする赤須知美さんです。
***
再追記:次回のオープンセミナーは、8月28日(金)17:45~19:00 の開催に決定いたしました。さらに解りやすく栄養医学療法のお話をしたいと思います。詳しくはこちらへ。
【参考ページ】
栄養療法 ただいま準備中・1
栄養療法 ただいま準備中・2 血液検査ってヘンだ?
栄養療法 ただいま準備中・3 分子整合栄養医学
5月27日はオープンセミナー 誰にでもわかる!栄養医学療法
2015年5月25日月曜日
今週末は、九州デンタルショー + 日本抗加齢医学会
2015年5月15日金曜日
歯メイトコラム・4が一般公開に
松風社がおおくりするSHOFU歯メイトコラムの4回目が一般公開されました。会員にはすでに4月15日に公開されており、「イノベーションはどこにある?」と題し、歯科界の新人に向けて自らにイノベーションを起こす必要性を説いています。
本文にちょっと補足しますと、産業界でよく言われるイノベーションは、個人開業医レベルのそれとはだいぶ異なります。しかも産業界のそれは「イノベーションのためのイノベーション」だったり、「ジャーナリズムを盛り上げるためのイノベーション」であるように思えます。「イノベーション不感症」とでも言えそうな、誰かに何かをやってもらえるのが当然のような風潮にはたいへん違和感を覚えます。ですからよく言われる「ワクワク・ドキドキさせる何か」というものはとっても変だ思います。自ら何かをしようとする心がなければいけない、少なくとも医療はそういうものだと思います。
技術的なイノベーションではなく、考え方のイノベーションが個人レベルで求められている事に気がついてもらえると嬉しいのですが、皆さんのご意見はいかがでしょう?
SHOFU歯メイトコラム、次回の会員向け配信は6月15日、非会員にはその1ヶ月後に公開されます。今その原稿を書いているのですが、ついにあの話題に踏み込みます!?ぜひ会員登録をして、早く読みましょう!
2015年5月10日日曜日
5月27日はオープンセミナー 誰にでもわかる!栄養医学療法
久しぶりのオープンセミナーのご案内です。先にお知らせした栄養医学療法が本格的にスタートしていますが、もちろん今回はそのお話です。
なぜ今さら栄養なのか?ここ数年でガラッと変わった栄養の常識について、歯科口腔外科の立場からお話いたします。
私たちの体はもちろん食べものからできています。すなわち今のあなたの体は、昨日までの食べ物でできています。そしてそれはほとんど問題なく、正常に造られてきたたと誰もが思っており、医療もそれが前提で行われてきました。
ところがよくよく調べてみると、たんぱく質が足りない?・ビタミンB群が足りない?・炭水化物が多すぎる?などなど、これではうまく行くはずがないですネという状態がどんどん顕在化してきました。
これが「糖質制限」とか「分子整合医学=オーソモレキュラー療法」というもので、多くの病気が栄養を適性バランスに持ってゆく事で人間本来が持っている治癒力のみで改善する事が解ってきました。たとえば下のリンクをごらんになってみてください。
【PRESIDENT 2014年6月30日号】
【オーソモレキュラー.jp】
栄養バランスを補うためにサプリメントを飲んでいる方も多いと思います。しかしそれは本当に必要なのか解って選んでいるのでしょうか?たいした理由もなく、何となく効きそうだからという雰囲気で飲んでいないでしょうか?きちんと知るには血液検査を行い、今までとはちょっと違う読み方をしなくてはなりません。そのうえで食事を改善し、それでも間に合わなければサプリメントの応用となるわけです。
ところが困った事が一つ、これらのアドバイスを今の診療時間に組み込む事はもう不可能。そこで栄養医学療法の専属アドバイザーとして、この道のプロお迎えする事になりました。その方がエイジングケアカウンセラーとしてご活躍の看護士、赤須知美さんです。
赤須さんは準ミス・ワールド日本代表という輝かしい経歴をお持ちなだけでなく、アンチエイジング実践家として知られ多方面で活躍中です。昨年始まったオーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座を卒業した59名の中のお一人で、私たちの栄養医学療法の実践に加わっていただきます。オープンセミナーでは赤須さんにも少しだけお話いただくことになっています。なお彼女は書籍も出されており、実はこの本は以前よりフロントにも置いてあります。気付きましたか?
【フォレスト出版】
さぁ、オープンセミナーは以下の要項で無料で行われます。特に予約は不要ですので、お誘い合わせのうえ、ぜひいらっしゃってください。こんな話が無料で聴ける機会はなかなかありません。お誘い合わせのうえ、ぜひいらっしゃってください。
Open Seminar Vol.❺❼
誰にでもわかる!
栄養医学療法
誰にでもわかる!
栄養医学療法
5月27日(水) 18:30スタート
「別にどうという事は?」と言う方も「摂りすぎて困ってます」という方も、とにかく一度聴いてもらいたい、なぜならあなたも現代型栄養失調の可能性がとても高いからです。
戦後日本国民の栄養状態は改善されたと言われており、私たちもそれを信用し、体に必要な栄養は普段から問題なく摂れている事を前提で治療を進めてきました。
しかし最近「Blog:歯界良好」にも書いたように、今私たちの所でも不定愁訴で治療が中断したり歯ギシリで歯を壊す方や歯周病やインプラント治療に難渋する方がたいへん多く、そのような方に栄養に重大な問題がある事が解ってきたのです。
今回のオープンセミナーは、最近よく聴く糖質制限やオーソモレキュラー療法=分子整合栄養医学などの栄養の話をベースに歯科特有の話を交え、薬に頼らない健康の考え方と、すでに始まっている栄養医学療法の概要についてお話いたします。
またスペシャルゲストにエンジングケアカウンセラーとしてご活躍の看護師 赤須知美さんをお招きし、栄養医学療法の現場の実際についてもお話いたします。
このような話が無料で聴けるチャンスはほとんどありません。お知り合いお誘い合わせのうえ、是非いらっしゃってください。
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