2018年7月2日月曜日

「栄養で人生は変わる」は本当だ


良い本は、皆ピンク?

私の友人で管理栄養士の那須由紀子さんが7月1日に上梓しました。またもやピンクの装丁!。で、タイトルは、

栄養で人生が変わる
---食はあなたの人格を作り、人生の良し悪しも決める!---

と、直球ど真ん中です。

那須さんは病院勤務の管理栄養士として7000人の入院患者さんの食事を担当してゆく過程で、患者さんの偏食の有無が病気の予後、そしてその後の人生までも決定づけてしまうという事実を発見しました。まさに栄養状態で人生がうまく行く人と、そうでない人が二分されてしまう、待ってましたという内容に仕上がっています。

本は具体的な偏食解消法やレシピがついた、とても実用的な内容に仕上がっています。

ちょっと難しい言葉ですが「神経伝達物質」というものがあります。これには何種類かあり、脳の神経を正常に動かす作用があるのですが、実は脳は栄養不足の影響を最も受けやすいのです。

つまり神経伝達物質が正しく作られるには、十分な量の栄養が必要なのですが、現代の食事はそれが非常に摂りくく、意識して食材を選ぶようにしないと神経伝達がうまく行かず、精神状態に問題が出やすくなります。

その極端な例が、最近特に増えている異常な行動による悲しい事件と予想されます。本では犯罪者の栄養状態についても考察しています。

さて、出たばかりの本なのに、ずいぶん良く知っていると思ったかたもいるかもしれませんね。実はこの本、私も校正に携わっており、年末年始はいろいろ文章の入れ替え作業を手伝っていました。だからもう、全部内容を把握しているわけです。


この本と、奥平先生の「食べてうつぬけ」、そして私の本の3冊を並べてみました。みなピンクです。ピンクの本はみな良い本!ということにしましょう!

私の本はすでに11年も前のものなので、絶版で非売品。しかし2冊は最新刊。この度サイン入りを10冊ずつ仕入れましたので、診療室でも販売する事にしました。

これらははっきり言って、必読です!でなきゃ、わざわざ診療室で売りませんから。

栄養状態で歯肉や骨の状態は変わります。特に歯周病インプラント周囲炎の治療にはとても重要です。うーん、私ももう一冊本を書きたくなってきました。


この写真は昨年末のライブの時に撮ったもの、左から吉田(私だよ)・奥平先生・那須さんです。



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世の中が栄養の重要性や異常にだんだん気がついてきました。病気が治る・治らないの違いだけでなく、人生の楽しさも栄養状態ですべて変わってきます。

すべての人に強くお勧めできる、素晴らしい一冊です。偶然なのですが、6Fの美容外科の先生も登場します。ぜひお読みになってくださいネ!