メールニュースにはちょっと書いたのですが、去年の4月から「分子栄養学実践講座」というところで勉強しています。
栄養医学を学ぶ場はいろいろありますが、一番内容が濃く実践的なのがこの講座ではないかと思います。逆に初めて学ぶ人には、かなりハードルが高いと思います。
私はある程度の栄養医学の知識を持ってから受講したのですが、それでも初日はあまりの高レベルに面食らってしまいました。これはエライ所に来てしまったな…と。
しかしこの講座は後日録画ビデオが配信されるので、何度でも繰り返し勉強できるところも大きなポイントです。最初はチンプンカンプンでも、誰もが徐々に得るものが増えてゆくでしょう。
今、歯科臨床の現場では、昔はあまりみなかったようなタイプの患者さんが多く訪れるようになりました。それは極端な疲労だったり、鬱であったり、いわゆる不定愁訴をたくさん抱えている方です。
そしてその方達の多くは、一般的な検査では「異常なし」と言われて終わっています。
このような方達には長時間に渡る徹底的な治療は困難です。たとえ治療を始めても、途中で諦めてしまいます。そんな方達のために何かできないかと思い、勉強を続けています。
最近のトピックは、やはり精神疾患でしょう。よく行われている標準的な治療では、改善しない人の方が多い事を知りました。逆に悪くなる人もいます。しかしそれを問診と各種検査で分類し、治療方針を決める方法は画期的です。またそれに合わせて栄養素で問題を解決してゆくこともできるとは、驚きです。
もちろん簡単に解決するようなことではありませんが、鬱という病名で画一的な治療しかできない標準治療の限界を感じます。
さてこの分子栄養学実践講座はすでに第8期が始まっておりますが、先に書いたように録画ビデオが配信されることもあり、今からでも学ぶ事ができます。もしちょっと見てみたいというのであれば、以下のリンクから様子を見てみてください。
「すべてのコースを見る」をクリックすると、どんな講座があるのかが解ります。この中で「血液検査の読み方講座」は、無料でごらんいただけます。何も知らない方であっても栄養医学的血液検査の読み方の基礎がお分かりいただけます。
この講座は医師・歯科医師限定ではなく、一般人でも受講できます。医療関係者も真っ青になるカウンセラーやブロガーとして活躍している切れ者も多くいらっしゃいます。
皆様も自分で自分を守るために、この講座で学んでみてはいかがでしょう?
なお私がこの講座などで学んだことはDentalNutrition.jpでも少しずつご紹介しています。