2010年3月9日火曜日

新しいインプラントがやってきた(やっとですが)


アメリカから遅れる事3年、日本でもコレが使える日がやってきました。何かと言うと、新しいインプラントです。


上の写真はインプラント本体の芯を連結する部分です。非常に美しいお花型をしていますね。これにはちゃんと理由があるのです。

連結部分には回転を防止する溝が切られるのですが、この連結部分の精度の高さはメーカーの腕の見せ所です。実にいろいろな形があるのですが、最も一般的なのが六角型をしたものです。

インプラント本体とは、実は一本のチタンの棒から削りだして造られます。私は工場に見学に行った事があるのですが、切削機がガラスの箱の中で油で冷しながら削って行きます。

ところでその切削とは機械が高速で回転して行くものです。という事は外面はいかようにも削れますが、問題はその内面。機械をどんなに小さくしても、角がきちんとある内面六角が削れるわけがありません。フシギダナ・・・・・

で、やっぱり無理があるんだそうです。しかしそんな無理をしなくても出来てしまいますというのがこの「お花型」、おかげさまで適合はすごぶる良好なようです。

この度この製品がやっと日本でも使えるようになり、ディーラーさんがお持ちになった時にサンプルを写真に撮らさせていただきました。

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それにしても、厚労省の認可の遅さはなんとかならないものでしょうか?日本だけが世界から遅れて行くのを私達は指をくわえて待つしかありません。行政が足を引っ張っているのは何も健康保険制度だけではなく、このような材料に関しても同様です。しかも認可に莫大なお金がかかる、そのお金はいったいどこへ行くのでしょうか?不思議です。

一方で一生懸命膨大な書類を書き続け、晴れて認可にこぎつけた白水貿易さんには頭がさがります。本当にご苦労様でした。引き続き他のパーツもよろしくお願いいたします。