ここ10年くらいは、分子栄養学のセミナーに多く参加してきたこともあり、歯科以外の人たちとの交流が増え、たいへん勉強になっています。
特に医科の先生(お医者さん)達と意見をかわし、患者さんを紹介しあい、LINEで話したり食事をしたりすることで僕の歯科医師としての立場は大きく変わり、異なる視点で診療を進めることができるようになりました。
現在参加している主な団体は以下のようになっています。
- 日本抗加齢医学会
- 臨床分子栄養医学研究会
- 国際オーソモレキュラー医学会
- 日本精神栄養医学会
- 日本先制臨床医学会
- 腸内フローラ移植臨床研究会
- 日本美容内科学会
- 国際水素医科学研究会
- 臨床水素ミトコンドリア研究会
- 歯科機能性医学研究会
このうち10は私が作った団体でとても小さなものですが、他はどれもそれなりに大きな団体で精力的に活動しています。
さてこれだけの団体に関わっていると、歯科以上に医科はさらに大きな問題を抱えていることを知らされました。そして健康保険が大きな壁に阻まれている事も知りました。その一つが先にこのblogでも挙げた病院の巨額赤字問題でした。
歯科と共通しているのは、医科においても健康保険は必ずしも標準医療ではないという事です。がん・精神疾患・不妊など女性疾患・皮膚疾患・認知症などは、健康保険で解決できないと諦めるしかないように思われていますが、実はまだまだ解決策がたくさんあることも教えられました。
そうこうしているうちに、この知識や人脈を活かさなければ…と思うようになり、当診療室の患者さんには小出しに情報を提供し、医科の先生を紹介してきました。
またSNS(特にX)でそのような情報を多数発信していると、お問い合わせをいただくようにもなりました。実は難しいご相談にはオンラインで状況をお聞きし、アドバイスをする活動を細々と続けてきました。
皆様お話を聞いていると、やはり健康の自衛意識が乏しく、病気は医者や薬が治してくれるものと決めつけている人ばかりなわけです。そして現代社会とは病気になって当たり前な構造になっていることに気がついていないのです。
上記の団体の会員はみなその異常に気がついて活動している人たちばかりなので、参加していてとても楽しいものですが、歯科ではまだまだです。
10の歯科機能性医学研究会を作りましょうとお誘いいただいたのも、この現状をなんとかしたいと思っている有志のおかげです。
ということであまり公言はしていなかったのですが、当診療室では無料のカウンセリングを行っておりますので、ご希望の方は現状を要約して以下までご連絡ください。
