2012年5月4日金曜日

第9回 日本顕微鏡歯科学会をやってきた・2


コチラからの続きです。おもいっきり遅くなってしまいました〜、4月14,15日に行われた日本顕微鏡歯科学会のご報告です。

結果から申しますと、正規登録263名、招待・大学内・企業参加を加えると350名を集めるという大盛況となりました。

会場は日本歯科大学新潟生命歯学部、つまり私の母校です。この大会は私がネタ振りをしただけあって、けっこうこれでも責任を感じていたわけです。


新潟で人を集める、これはたいへんだったのです。前回の東京での大会で500名を集めたからには最低でもその半分を、つまり私の中では正規登録者数の目標を250名と考えていました。

去年11月の大会から僅か5ヶ月、顕微鏡歯科というキーワードで、しかも新潟という地方都市でいったいどれほど人を集められるのか?誰もが不安に思ったものです。

実はこの新潟での大会は当初から予定されていたものではなく、本当は九州を考えていました。しかし九州に限らず首都圏以外でははまだまだ顕微鏡の認知度は低く、必要性すら解ってもらえていない状況です。結局大会長はおろか担当者すら決まらず、時期尚早ということで見送られてしまいました。どうする?

こうなると自分のコネがあるのは母校しかありません。新潟では数年後にできればいいなと思っていたのですが、前倒しです。

そこで当時無ムリヤリ評議員に引っ張った後輩のS先生(今回の実行委員長)に「じゃぁ2012年は頼むね〜」と適当に丸め込み、なし崩し的にやってもらったのがこの大会です。彼にしてみれば内心「とんでもない事になってしまった〜」と思った事でしょう。本当に感謝です。

よく言われた事ですが、震災の影響で去年の4月から11月に変更を余儀なくされた前回の大会、その5ヶ月後になんて無茶苦茶だと。

しかし私はそうは思いませんでした。この短さを利用し、「東京は凄かったが、次の新潟はいったいどうなるんだ?」という期待感を膨らませる作戦に出ました。私は前回の大会では名ばかりの実行委員長をしていましたので、その時に新潟での参加を促すパフォーマンスをし、「東京大会は新潟大会のほんの前座」というアピールをしました。

まぁそれがどれほど功を奏したかはわかりませんが、「顕微鏡がなくてはもはや良い治療は実現しない」という良い意味での焦りを持続させるギリギリの時間だったと思います。これが通常通り1年間隔だったらこうは行かなかったかもしれません。

さてパフォーマンスで人を集めても、大会そのものに魅力がなければ何にもなりません。しかし一般演題やテーブルクリニックの募集も、当初の心配をよそに集まりすぎてしまい、採択に困ったりと嬉しい悲鳴となったのです。どの演題も希望に満ち溢れた内容であり、特別講演やシンポジウムも実に興味深い内容で充実したものでした。


私はというと学会事務局長という立場上、理事会・評議員会・総会をしきり、またシンポジウム1の演者の一人として久しぶりに表舞台に立たせてもらい、さらには後述するプレカンファレンスの準備、とまぁ自分としては良くやったかなという内容でした。

次に今回のシンポジウムの内容をご覧いただきます。


2012年4月16日月曜日

第9回 日本顕微鏡歯科学会をやってきた・1

昨日と一昨日、第9回日本顕微鏡歯科学会に参加してきました。

詳しい事はまた後でアップいたしますが、ご参加いただいた先生が早くもその様子をYouTubeにアップしておりますので、それを使わせていただきます。新潟の魅力もタップリごらんいただけます!?



なお本日は21日の土曜診療の振替休日をいただいております。診療は明日火曜日からとなります。よろしくお願いいたします。


follow me on Twitter

2012年4月12日木曜日

第9回日本顕微鏡歯科学会 準備中‥‥‥だが、終わらない〜!


エレベーターホールに貼ってあるこのポスター、よく見るとこう書いてあります。

シンポジウム1 

  *吉田  格(保存修復分野)

保存修復とは比較的小規模のむし歯を治すこと。コンポジットレジンやインレーがそれに当たります。

私はこの分野で特別なトレーニングを受けたり、有名な先生に師事していたわけではありません。なぜ私にこのテーマを与えられたかは解りません。

しかし日常的に顕微鏡を使っていると、いろいろな事に気がつくわけです。私が気がつくんだから、だれでも気がつくのです。後はやるかやらないか。私は他の人たちより少しだけ早く始めたから、この役割が来たのでしょうか。

というわけで、この2週間くらいはその準備、プラス理事会・評議員会・総会・そして明日から始まるプレカンファレンスの準備でたいへんだったわけです。いやまだ準備はぜんぜん終わっていないのですが‥‥‥

第9回日本顕微鏡歯科学会、会場は日本歯科大学新潟生命歯学部、つまり私の母校。会場は30年前に私が学生時代にバンドでギターやベースを手にして上った所。さて母校に恩返しができるのか?準備はまだまだ続きます。

吉田歯科診療室は学会参加と運営のため、明日より4連休をいただきます。歯科医学の発展のため、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

はろうきてぃ 着物ガール根付

和服屋さんで売っているというコレをゲットしたという方が。ムム、なかなか手が込んでるぞ!


中には、キティちゃん柄の服を着たものも‥‥


キラキラゴージャスと称し、お土産にたいへん喜ばれているそうな。。。俺のは?



大きさはこんな感じ。リボンではない、和装のキティちゃんもカワイイです!しかし、このネイルアートは!?


という事で、当然持ち主はWDさんです。吉田歯科診療室は学会で明日から4連休をいただきます。彼女は名古屋に研修(?)へ。そのお土産でした!


2012年4月11日水曜日

銀座夜桜


プレゼン造りの息抜きに、近くの首都高上の公演に来ました。うーむ、やはり桜はいいです。ニッポン人です!

カルガモ


なかなかかわいいです。シルエットですが何か表情がありますネ。しだれ桜の下の水辺で泳ぐカルガモ、イイですね〜!昨日の朝通勤途中にiPhone4で撮ったものです。

実は今週末に迫った第9回日本顕微鏡歯科学会の準備に追われており、今自分の発表用ビデオの編集をしています。やっと慣れて来たので気を良くしてついでにこれをアップしてみました。

今回は金曜日のプレカンファレンス・理事会・評議会・自分の発表・総会・テーブルクリニックの手伝い・・・・とまぁなんと自虐的な責務が続く事、がんばります!


2012年4月5日木曜日

ハローキティの、、、これは何ていうのだろう?


長時間診療にかかせないコレ、、、えーっと、名前が解りません。押すと「キュ〜」と鳴るアレです。

治療中は顔をタオルなどで隠していますから、私たちは患者さんの顔を伺う事ができません。ですから写真下の機械で血圧や酸素濃度を測りながら治療をしています。

しかしそれでも治療中に何かあったら教えてほしいのですが、口を動かすと危ない、そこでコレです。

今までは写真右の黄色いアヒル(ヒヨコと言う人も)手に持って、治療中に何かあったらギュッと握って「キュ〜」と鳴らしてもらっていました。しかし何年か使っていると、さすがに固くなってきて鳴らしにくい。肝心なときに鳴らないというクレームが。。。

そこで新登場、ハローキティーの、、、まぁ名前は解らないのですが、とにかく「イタい」とか「気分が悪い」など、何かございましたら、すぐに鳴らしてください。いままでより大きな音が突然鳴りますヨ。