2011年12月26日月曜日

日本顕微鏡歯科学会を「やってきた」・4 新潟に向けて

こちらからの続きです。

今回の東京大会は大成功だとの声もあるのですが、私はぜんぜんそうは思っていません。東京でやったのであれば500人くらい集めて当然、問題はその次で、この大会はその布石にすぎません。

次というのは、そう、第9回の新潟大会です。新潟大会は当初の予定通り、平成24年4月14,15日に行われます。つまり5ヶ月もありません。今回のこの勢いを新潟に繋げる、それが私の目標です。


しかし新潟で顕微鏡ネタで人を集めるのは容易ではありません。顕微鏡が盛り上がるのは主に関東一円で、それ以外はかなり厳しい事が解っています。

実は当初は九州での開催を考えていたのですが、とてもできないという事が解り、新潟に変更されたのです。

では新潟なら大丈夫かと言えばぜんぜんそんな事はなく、九州同様に厳しい事が解っています。メーカーさんも新潟で行う展示会でも顕微鏡の反応はサッパリで、展示をすっかり諦めているほどです。どうする?

今回東京大会で集まった人たちはきっと「このままではいけない」「もっと勉強したい」と思ったと思います。そして「次はどうなるんだ!?」と期待感を持っていただけたと思います。そこが狙いです。つまり私の中での東京大会は、新潟大会の前座です。

実は既に何回か新潟入りをし、実行委員会をやってきています。新潟は東京駅から約2時間。近いもんです。関東から人を引っ張る事はそれほど難しくはありません。

それに私も三橋先生も、実は新潟出身。全面的に会務に協力できるのです。

さらに新潟と言えば、米と酒。幸い周囲に日本酒好きの先生が多いので(なぜだ!)、彼らに働きかけて学会前日から新潟入りして酒蔵巡りなどのオプショナルツアーを行い、その勢いで学会参加という企画も考えています。

肝心な学会の中身ですが、これはまだヒミツで言えないのですが、久しぶりに私も演題をあげようと思っています。そうそう、演題募集はもう始まっています。ガンガンご応募ください。


震災で予定が大幅に変わってしまいましたが、5ヶ月も離れていない大会を一つのモノと考える新しいチャンスが与えられました。開催が難しい地方大会を成功に導くために、東京大会の成功に浮かれている暇はありません。