2017年10月27日金曜日

JAMD山口サテライトセミナー


日本顕微鏡歯科学会のサテライトセミナーで、明日から山口に行ってきます。山口は初めてなので、とても楽しみです。

山口の患者さんもおられますし、いらっしゃった時に話をするのも楽しみです。あとは台風の影響さえなければ…ですが。さて、どうなりますでしょう?


2017年10月17日火曜日

171017 分子栄養学のお話をしてきました

こんにちは!吉田歯科診療室の吉田格です。

10月12日(木)は横浜にある鶴見大学で、横浜口腔インプラント研究会の月例会で分子栄養学のお話をさせていただきました。いろいろトラブルはありましたが、なんとか楽しんでいただけたようです。

https://y-dc.blogspot.jp/2017/10/blog-post.html

最後のほうでWDさんに前に出てきてもらい、ファスティングの驚くべき効果について実体験を話してもらいました。どうもこれが一番ウケが良かったようで、来年はこの話をしてくれという事になりました。

ということで、いっしょにファスティングをやってくれる仲間を募集する事になりました。詳しくは、また後で。


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1・未来を見ていない患者さんとは?
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歯真面目さんが造ってくれたビデオが公開されて一年ほどたちます。とてもよく出来ているのですが、やはり30分くらいのインタビューがあの短さに凝集されているので、ちょっと誤解がある部分もあったかもしれません。

そこでイイワケ、ではなく、補足を書きました。「患者さん、必ずしも自分の未来を見ているわけではないですよね」とは、いったどういう事なのでしょう?そんなことないだろうと、みんな思いますよね。しかし、現場はまったく違うのです。

https://y-dc.blogspot.jp/2017/10/138-mail-dentalnutrition.html

このギャップが埋まらない事には、医療はお仕着せで終わってしまいます。ぜひお読みになってください。

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2・ジルコニアトラブルを考える
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もう6年前に書いたblogですが、最近また、審美目的で行ったジルコニアという当時の新材料を使った前歯の治療が、やはりうまく行かずに相談に見えられる方が増えています。

https://y-dc.blogspot.jp/2011/08/blog-post_17.html

ジルコニアはCAD/CAMといって、材料を削り出すことで歯の形を作るのですが、当時は精度がかなり甘く、脱落するケースが目立っていたものです。さすがに今はずいぶん改善され、私も多用しておりますが、どうも外見だは立派で、中身が???なケースがあります。

もちろん外見は大切ですが、しかしそれ以上に大切なことがあります。歯の治療は、材料が一番大事とは言えないんですね。

記事は途中で終わっちゃってますので、続きを近日中に挙げたいと思います。


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3・情報ピックアップ
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A・病院が自動販売機に貼った解説、抑止力としてものすごく効果あり
http://netgeek.biz/archives/95455
よ、よくぞやってくれました!しかし誰が貼ったのか?お店としては困るでしょうし…

B・医療保険制度を知れば、歯医者さんの費用が見えてくる!
http://doclabo.jp/tatsujins/hoken
このサイトは本当によく書かれていて、勉強になります。安いものにはワケがあるのです。

C・確信犯だろww めちゃくちゃすぎて笑えるタイプミス13選
https://www.buzzfeed.com/jp/kylaryan/typo-13?bfsource=bbf_jajp&utm_term=.xim7y1PMB#.sqDkReaON
いつものように、深い意味はございません。息抜きに、どうぞ!

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4・このメールニュースをお友達に教えよう
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メンテナンスを標榜する唯一の歯科医療機関である私たちは、健康情報を積極的に発信して行きたいと思っており、このメールニュースもその一環です。ぜひお友達にも教えてあげてください。読者登録はこちらからお願いいたします。→http://urx.mobi/yB7L


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分子栄養学のお話をしてきました


横浜口腔インプラント研究会の加藤先生の格段のお計らいで、月例会にて分子栄養学のお話を二時間に渡ってしてきました。この月例会は無料で参加できるという、太っ腹企画です。すばらしい!


教室のトラブルや、機器のセッティングの問題でバタバタしてしまいましたが、なんとか喜んでいただけるお話ができたのではないかと思います。

普段のプレゼンはビデオを多用するのですが、今回はほとんどなく、文字や表がほとんど。すっごい楽チンです。いかに今まで自分が負担が大きいプレゼンをしていたのかが、よくよく判りました…

今回は患者さんや知人にも聞いてもらいたく、いろいろ声をかけたところ女性の反応が良く、会のかたからは「今回は女子率が高い!」と喜んで(?)いただけました。


健康への投資って、難しいと思うんです。特に日本人は「病気になっても、医者や薬が治してくれる」と思っている人が多く、自分のことなのに他人任せになっています。今回はそのための自衛手段として、一般的な内科や検診ではわからない、血液検査から栄養状態を読み解く分子栄養学的な手法の基礎をお話しました。

ところが、その読み解き時間が、いろいろあって手薄になっていまいました。スミマセン

そこで、次回のオープンセミナーは、そこらへんを重点的にやってみようかと思っています。詳しいことが決まり次第、またお伝えいたします。


今回はちょっと欲張って、WDさんにも前にでてきてもらい、ファスティングのお話もしてみました。

通院中の方はよくご存知の通り、7月以後のWDさんの容姿がガラリと変わりましたよね。これが健康回復の切り札であるファスティングの威力であり、去年のノーベル医学生理学賞で有名になったオートファジーの効果です。栄養はどんどん入れるだけではダメなんですね。

で、このファスティングの話が一番ウケが良かったので、来年はその話をしてくださいという事になりました。

なので、これからいっしょにファスティングにチャレンジしてくれる仲間を募集したいと思います。これについてはまた後で。

この月例会の準備はけっこう大変だったのですが、おかげさまで自分自身かなり勉強になりました。やはり人に伝える事で、自分にも学びになりますね。

その成果は少しずつDentalNutrition.jpに挙げて行きますので、お楽しみに!

2017年10月9日月曜日

未来を見ていない患者さんとは?


お馴染み?になった歯真面目さんのプロモーションビデオですが、ちょっと補足を。

1:38のところで「患者さんは必ずしも自分の未来を見てないですよね」と言っていますが、どういうことなのでしょう。そんなことないよ、という人が多いのではないでしょうか。

しかし現場は違います。 多くの患者さんは「痛みだけとれれば…」「ここだけ治して…」「これ以上悪いところを探さないで…」と思っています。不都合な真実は知りたくないのです。今だけ良ければそれでよい、そしていつかどうしようもなくなったら、しかたがないから治そうと先延ばしを図ります。

しかし私達には、このまま放置すればどうなるかが解ります。悪くなった原因も解ります。今は顕微鏡やプレゼンシステムがありますから、それを容易にお伝えできるようになりました。



きちんとお伝えしたうえで、どう選択するかは患者さんの自由です。ただちに治療を開始する人もいれば、ひたすら逃げまくる人もいます。しかし現実的には時間や金銭的な問題で今すぐ治療はできないことが多い、だからその日のための準備を始め、悪くしてしまった自分を反省し、これから歯磨きや栄養に気をつけて生活してもらいたいのです。

私たちは、患者さんに明るい未来を提供するために、様々な医療技術を用意しています。しかしそれらは患者さんが前向きになってもらえないことには、力は発揮できません。ですからそのために要する時間は、実際の治療時間以上に重要です。

まず自分自身の正しい情報を持ち、そこから考えられる可能性と選択枝を知る。その上でご希望の冒険的な治療をするか、不本意でも安全で確実な治療をするかを決めていただきたいのです。

残念ながら、日本の多くの患者さんは自分自身の正しい情報を持たないまま、安易にその場しのぎの治療を選択しています。いや、そのような方法しかご存知ないのかもしれません。これは健康保険制度の問題も大きいとは思いますが、それよりも、自分のことを他人任せにする傾向が強い悪しき戦後日本人の習慣によるものと思います。

治療する・しない、は後で決めればよいことです。自分の未来を他人任せにせず、正しい情報を基に自分で選択することの大切さを、日本人はもっと意識するべきではないでしょうか。

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http://hamajime.com/
吉田格先生

親父が内科だったんですよ、兄貴は今整形外科やってますし従兄弟にも外科やってるのとか、それから歯科医師二人とかぼくの先輩ですけどね結局は。僕も医療系にいかなきゃなんないのかなみたいな気はあったんですけれども別にそれも面白そうだなととっても簡単な理由で進学してきたというそういう感じです。

吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニックというとんでもない長い名前ですけれども、要するに長く維持させるためのもののシステムの上に治療がのかっているんだと、でそのためにはスタッフが一丸となってそのためにたまたま顕微鏡が必要であったりレーザーやCTがと、で今は栄養医学療法というのと併用して内科的な体の内側からもどうしてもやっていかなければならないだろうと。ある意味何でも屋さんでもあって、そういったシステムを統合したところですよね。

結局長くもってもらわないと全く意味がないわけですよね。じゃ今これやった治療が何年もつんだという話はとっても重要だと思うんですね。なんでそんなに手間がかかるのかとか、どうすれば良くなるのかとかということの知識というのは一般的に全く知れ渡っていないですよね。だからそういう必要性をきちんと発信していくんだということ、もちろん実行するんだということとそれを検証していくんだというそういうことをやっていきたいなってずっと考えてますよね。

その人の未来を見るということだと僕は思うんですよ。患者さんは必ずしも自分の未来を見てないですよね。その人の未来に対してどういうふうな提案ができるか実行ができるかと、患者さんに選んでもらえる選択肢を提示できるそういう歯科医院がいいんじゃないでしょうかね。

最近走ってるんですよ。季節の移り変わりであるとかね、写真とか撮りながら走れるわけですよ。これ楽しいですよね、やっぱり毎日景色が違うんですね、でそういうのを見ながら帰ってきてお風呂に入ってラジオ聴きながらちょっと冷たいものお風呂で飲みながらってこれ最高ですよね。

食の入り口ですからね、でそれが人間の体を未来を創っていくということですよね。食べたもので人間の体はできていくわけですからね。歯科医師っていうのはその人の未来を創る案内人ですよね。