これから少しずつ新しい私達の診療室の設備や特徴をアップして行こうと思います。本当はもっと早くアップしたかったのですが、なかなか物の配置が定まらず、まともな写真が撮れなかったのです。
今日お伝えするRoom-C、実はここもまだ設営が完全には終わっておらず本格稼働はしていません。しかしそれでも早くお伝えしたい、それほど魅力があるのがこの部屋です。
新しい診療室にはA,B,Cの3つの個室化されたユニット(治療用椅子)があります。AとBは使い慣れたのドイツKaVo社のユニットを継続使用していますが、ここCには新たにタカラベルモント社のProphylax Ferie というユニットを導入しました。
Room-Cとはすでにお伝えしているように主に歯科衛生士がケア用に使う事を想定した部屋です。そのため治療を前提にしたユニットと違い、色といい形といい従来のそれとは大きく異なります。
それもそのはず、タカラベルモント社とはご存知の方もおられるかもしれませんが、実は理美容機器のトップメーカーで、おそらくほとんどの方は髪を切る時にお世話になっているのです。そのセンスは他の歯科メーカーと一線を画します。
椅子は施術の状態からクルッと回転し、白いカウンターを挟んで歯科衛生士と90度の位置でお話する事ができます。そして正面には今は製造されていない白いiMacを置きました。
もちろん顕微鏡も設置され、「ライブ」と呼ばれるお口の中の実況生中継がここでも実現いたします。
すでに体験された方はご存知でしょうが、ライブの訴求力は抜群です。私達は実際に目で見て診断する部分が多いのですが、その結果を皆様に的確にお伝えする手段を持っていませんでした。しかし顕微鏡からの映像を上のような眼鏡型ディスプレイに映す事で、お口の中の状況をリアルタイムでお伝えする事ができます。
今までは一ヶ所でしかできなかったライブも、AとCの2ヶ所でできるようにり、私達の思いがより的確に伝わるようになりました。
この部屋にはまだ棚もなく、必要なものを奥から出して来なくてはならない不便さがありますが、徐々に完成させて行きますのでお楽しみに!