2008年12月20日土曜日

PodCastと私・1

ようやくblogをスムースに更新できるようになった。まず何から書こうか?ではPodCastと共にある私の日常についてちょっとお話したい。

PodCastの説明はこのblogをご覧の方であれば説明はいらないだろうが、iPodにダウンロードしていつでも聞く事ができるラジオ番組のようなものである。詳しくはこちらをご参照いただきたい。

このPodCast、今や私の貴重な情報源としてなくてはならない存在である。今朝もなじみの番組を3件ダウンロードし、新潟までの新幹線で世の中の呆れた状況をチェックしていた。

私は社会人には自然科学系と社会科学系の2種類の人間が存在していると思っている。いわゆる理系/文系というやつである。私は歯科医師なので、もちろん自然科学系の人間である。常に自然と不自然(病気)の関係に興味をもって生きている。一方いわゆる文化や経済の事はどうもわからない事が多い。

しかし私の所に訪れる患者さんはほとんど社会科学系で、経済中心で物事を考えている人ばかりだ。医師たるもの、患者さんの気持ちや立場は常に考えていなくてはならないのだが、あまりに価値観が違ってはいけない。歯科医学もまた社会科学の一端でなくてはならないと思い、大学卒業後はできるだけ同業とは会わず、中学・高校の友人をつてにまったくの異業種の人達とばかり呑んでいた。医療とはただ技術を振るっていればよいわけではない所が難しいが、これにはずいぶん助けられたものだ。

しかし開業し診療が忙しくなると呑みに行く事も減り、テレビや新聞も見る時間もなくなる。いつの間にか情報に飢えている自分に気がついた時には、世間とのギャップはさらに広がっていた。満員電車の中で新聞を四つにたたみ、周囲の顰蹙を買いながら読破する図太さと器用さは私にない。

そこに現れたのがiPodであり、PodCastである。iTunesというソフト経由でダウンロードできる番組の数は膨大だ。私は迷わず新聞や経済関係の番組を選んだ。おかげで新聞やテレビに頼らずとも、そこそこの社会情勢や論評を手にする事ができた。これが無料で手に入るとは驚きだ。

さて本題はここからだ。なぜ今日PodCastの話題を選んだのかというと、私がかかさず聴いていた番組のうち2つが年内で終わってしまうからだ。これはイタイ!

続く