横浜口腔インプラント研究会の加藤先生の格段のお計らいで、月例会にて分子栄養学のお話を二時間に渡ってしてきました。この月例会は無料で参加できるという、太っ腹企画です。すばらしい!
教室のトラブルや、機器のセッティングの問題でバタバタしてしまいましたが、なんとか喜んでいただけるお話ができたのではないかと思います。
普段のプレゼンはビデオを多用するのですが、今回はほとんどなく、文字や表がほとんど。すっごい楽チンです。いかに今まで自分が負担が大きいプレゼンをしていたのかが、よくよく判りました…
今回は患者さんや知人にも聞いてもらいたく、いろいろ声をかけたところ女性の反応が良く、会のかたからは「今回は女子率が高い!」と喜んで(?)いただけました。
健康への投資って、難しいと思うんです。特に日本人は「病気になっても、医者や薬が治してくれる」と思っている人が多く、自分のことなのに他人任せになっています。今回はそのための自衛手段として、一般的な内科や検診ではわからない、血液検査から栄養状態を読み解く分子栄養学的な手法の基礎をお話しました。
ところが、その読み解き時間が、いろいろあって手薄になっていまいました。スミマセン
そこで、次回のオープンセミナーは、そこらへんを重点的にやってみようかと思っています。詳しいことが決まり次第、またお伝えいたします。
今回はちょっと欲張って、WDさんにも前にでてきてもらい、ファスティングのお話もしてみました。
通院中の方はよくご存知の通り、7月以後のWDさんの容姿がガラリと変わりましたよね。これが健康回復の切り札であるファスティングの威力であり、去年のノーベル医学生理学賞で有名になったオートファジーの効果です。栄養はどんどん入れるだけではダメなんですね。
で、このファスティングの話が一番ウケが良かったので、来年はその話をしてくださいという事になりました。
なので、これからいっしょにファスティングにチャレンジしてくれる仲間を募集したいと思います。これについてはまた後で。
この月例会の準備はけっこう大変だったのですが、おかげさまで自分自身かなり勉強になりました。やはり人に伝える事で、自分にも学びになりますね。
その成果は少しずつDentalNutrition.jpに挙げて行きますので、お楽しみに!