2016年2月7日日曜日

栄養医学療法のプロモーションビデオ

1月29日に行われたオープンセミナーの録画を元に、栄養医学療法のプロモーションビデオを造ってみました。ちょっと砕けた感じにしてみましたが、いかがでしょう?

次回のオープンセミナーも栄養医学療法についてお伝えしようと思っています。今のところ、6月の平日を、いつもは夕方からなので、次回は主婦の方にもいらっしゃいやすように11時頃からの開催を考えています。

決まり次第、お知らせいたします。

【追記】次回のオープンセミナーは5月18日(水)11 時より、詳しくはこちらへ


2016年1月11日月曜日

1月29日(金)はオープンセミナーへ



1月29日(金)17:45より、診療室のフロントにて無料のオープンセミナーを開催いたします。テーマは、
「栄養医学療法変わる これからの歯科医療」
というわけで、前回・前々回の延長です。高齢社会における歯やインプラントの長期維持の鍵は今までの歯のメンテナンス+栄養、すなわちあなたが何を食べてるかが鍵を握っています。

ここ2~3年でガラッと変わった栄養の新常識をご存知でしょうか?「栄養なんて、別にどうという事は?」と言う方も「摂りすぎて困ってます」という方も、かくれ栄養失調の可能性がとても高いのです。

戦後日本国民の栄養状態は改善されたと言われており、私たちもそれを信用し、体に必要な栄養は普段から問題なく摂れている事を前提で治療を進めてきました。

しかしいつも「Blog:歯界良好」にも書いているように、今私たちの所でも不定愁訴で治療が中断したり歯ギシリで歯を壊す方や歯周病やインプラント治療に難渋する方がたいへん多く、そのような方に栄養に重大な問題がある事が解ってきたのです。

オープンセミナーでは、最近よく聴く糖質制限やオーソモレキュラー療法=分子整合栄養医学などの栄養の話をベースに歯科特有の話を交え、薬に頼らない健康の考え方と、すでに始まっている栄養医学療法の概要と、結果についてもお話いたします。

また今回もスペシャルゲストにアンチエンジングカウンセラーとしてご活躍の看護師 赤須知美さんをお招きし、栄養医学療法の現場の実際についてもお話いたします。

このような話が無料で聴けるチャンスはめったにありません。ぜひご参加ください。


「栄養医学療法変わる これからの歯科医療」
129(金) 17:45スタート


場所:吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック

2016年1月3日日曜日

糖質制限特区構想


『糖質制限に代表される栄養改革は疾病対策や医療費削減に極めて有効であるが、その普及は経済や文化の転換による混乱があまりに甚大なため、行政主導では穏やかな導入すら不可能である。従って、個人が自衛のために情報を集取し実行して行く以外に路はない』…というのが私の見解でした。

しかしもし「糖質制限特区」なるものが実現すれば、栄養改革のエビデンス(科学的根拠)が蓄積され、希望がもたらされることでしょう。行政にその勇気はあるのか?新年ですので、そんな初夢を現実にしようと考えたいものです。


私は糖尿病でもメタボでもありませんが、糖質制限や栄養医学療法の考えかたにはたいへん関心があります。そもそも栄養を無視した現代医療の実情を知ったときは本当に驚き、自分自身が医療関係者であることもあり、まったく恥かしいと思いました。一般のかたの方が正しい情報を持っていたからです。

しかし糖質制限を実行している方の一部には「なぜこのような素晴らしい概念を行政は普及させようとしないのか!」とか「医者は不勉強だ、権威主義で病人を増やしているだけだ!」などの批判が聞こえてきます。命がかかっているだけに、気持ちはよく解ります。

しかし糖質を禁止する政策を施行すれば、今までそれに携わってきた膨大な数の方の職は失なわれ、それはそれはすさまじい社会不安が発生することは確実です。それこそ行政が最も恐れる事態です。

また医療関係者も決して悪気があるわけではなく、また健康保険制度の範疇からはずれた医療は提供しにくいのが我が国の現状です。それに人間ですから、過去の常識や擦り込みから簡単に離脱できるわけではないのです。

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しかし糖質制限などの効果を実証する「特区」を造り、それを支持する人が移住し、エビデンスを積み上げてゆけたらどうでしょう。特区内では、、、

  • スーパーには通常の米・パン・麺は売られていない
  • 残念ながらビールも日本酒も売られていない (-_-)
  • 飲食店・学校給食・病院食は、低糖質・高タンパク・高脂質食 野菜も多い
  • 栄養療法を主軸に据えた全寮制の高等学校の開校
  • 住民には毎月の健康診断を義務化
その結果「医療費が激減」「虫歯ゼロ」「高校野球優勝」「東大合格者続出」、、、なんて極端な結果とは言わないまでも、何かしらよい結果の蓄積ができるでしょう。

「長期経過観察のエビデンスがなく危険」とか「食文化をないがしろにするとは何事か」などの反対意見を封じ込めるために、有志の実験的コミュニティーが有っても良いと思います。

もちろん仕事の関係でその特区に住む事はできないという理由で、移住者の確保はひじょうに困難。また、医療機関は病人が出ないので倒産するかもしれません。そこで特区として、国はエビデンス蓄積を条件に補助を出すのです。

特区は無理でも、全寮制の学校というのは意外にできそうです。高校の三年間で心身ともに最高のバランスとなった人の活躍が世間の目に留まる、そうすれば社会は変われるかもしれません。

さてさて初夢としても大袈裟な話ですが、この特区構想、専門家の方にぜひご討議願いたいものですが、いかがでしょう?


2016年1月1日金曜日

2016 謹賀新年




新年明けましておめでとうございます!

昨日お伝えしたように、吉田の新年は九州福岡で迎えております。写真は朝7時頃の大濠公園ですが、すでに私と同じくランナーが大勢走おり、新しい年に向けての気合を感じます。

普段は多摩川駒沢公園隅田川が私の拠点ですが、遠方に出かけた時はできるだけ走るようにしています。そうする事によってその土地を深く知る事ができ、出張の大きな楽しみとなっています。

出張ですから学会や研修会でのものですが、今回は母を連れての旅行ということで、また違う感じかいたします。

さて今年も幾つかの出張の予定が入っており、朝走るのが楽しみです。現地のみなさん、ぜひご一緒しませんか?ただし私の膝の腱の関係上、緩めの10km以内とさせていただいております。

では、今年も宜しくお願い申し上げます m(_ _)m

平成二十八年元旦




2015年12月31日木曜日

2015年 大晦日


大晦日となりました。今年も一年間無事に過ごすことができ、ご支援いただいたすべての方に感謝いたします。

今年はというと、まず原稿の量がとっても多かった、、、診療以外はそれに振り回された一年でした。プライベートは元より、学会事務も思うように運ばず、ご迷惑をかけてしまった方もおられたと思います。この場を借りてお詫び申し上げます m(_ _)m

しかし、思いを形にするという作業はどこかでやらなくてはならず、それを集中して行う機会があったことは良かったと思っています。特に松風さんからご依頼いただいたコラム6本は後から続けて読んでみると、僭越ながらまずまずだなと思ってしまいます。

自分の原稿以外にも他人の原稿チェックや編集会議もあり、たいへんでしたが良い勉強もできました。しかし締め切りがある仕事って、イヤですね σ^_^;

そして大きな変化といえば、栄養医学療法が本格化したことです。ブログにもかなり挙げましたが「隠れ栄養失調」の状態を無視したままでは、もはや医療も経済も成り立たないことが解りました。来年はこれをいかに解りやすく伝え、診療に反映してゆくかが大きな課題です。

栄養医学療法はもちろん自分にもやっているのですが、不覚にも今年は二回も喉をやられ、また今現在肩を痛めており、ちょいと苦労しています。診療に影響はないのですが、年末の大掃除でいつも私がやっているエアコンのフィルター掃除ができず、スタッフが率先してやってくれた事が嬉しかったです。

そのスタッフは栄養医学療法をよく理解してくれており、患者さんへの説明もたいへんやりやすくなっています。よくついてきてくれているなと、感謝です。

大晦日となり、私は今もうすぐ86歳となる母と二人で福岡に来ています。こうやって年末年始に一泊旅行ができるのも、あと何年続けられるかはわかりません。母をはじめいろんな人を見ていると、どうやって人は年老いて問題を発症して行くのかが良く解りました。

解った次は対策です。医療は大きな見落としをして来ました。それを歯科・口腔外科の立場からどう社会還元するのか、幸い私達は保険医療機関ではありませんので、自由な方法でアプローチが可能です。来年はそんな新しいチャレンジが始まります。自分自身がワクワクしております。どうぞお楽しみに!

写真は私の家の前に今咲いている「ジュウガツザクラ」という、早咲きの桜です。しかしモタモタしていると、本当に桜が満開になってしまいます。救う人がいる以上は残された時間は少ないと言わざるをえません。来年はスピードアップしてまいります。どうかよろしくお願いします。

ではみなさま、酔い(?)新年をお迎えください!

2015年大晦日
吉田歯科診療室 デンタルメンテナンスクリニック
代表 吉田 格


2015年12月30日水曜日

栄養医学療法のご案内

栄養医学療法のご案内です。パンフレットと同一の文章です。


隠れ栄養失調とは
ほとんどの医療は「あなたは毎日問題ない食事をしており、栄養は十分摂れている」という事を前提で進められています。しかし調べてみるとほぼすべての方に、タンパク質不足・脂質異常・糖質過多・ビタミンミネラル不足・ストレスや煙草、飲酒による栄養の過剰消費など、何らかの異常が診られます。モノが溢れている時代なのに、まるで戦後の栄養不足の時代が再来したようで、私たちはこれを「隠れ栄養失調」と呼んでいます。このような状況を無視していては、最新の医療技術も薬剤も、十分な効果が期待できません。

内科的アプローチ
ふつう歯の治療というと、削って詰めて、型取りして人工物を入れ、汚れをとって見た目をキレイに…と、外側からカタチを変えることばかりでした。これを「外科的」と言い、それなりの効果を発揮してきました。しかしそれでも効果が十分でなかったり後遺症が出やすい患者さんが多数おり、さらには不定愁訴で治療が思うように進まない方も。その背景には隠れ栄養失調が潜んでいるかもしれません。このような状況を改善するために、血液検査と食事記録から栄養状態を解析し、細胞に最適な量の栄養を補給する「内科的」なアプローチが必要で、それが「栄養医学療法」です。

体の中からも支える
歯は骨に支えられ、歯肉に守られています。脳の指令で筋肉が動き、顎の関節が動きを制御します。隠れ栄養失調があると、骨は細菌に負け、歯は噛む重さに耐えられず、入れ歯もインプラントも長く使う事が難しくなってきます。骨や歯肉に十分な栄養を送り込み、本来あなたが持っている生命力を取り戻す、体の中からも支える新しい治療が必要です。従来からの外側からの治療と併用し、歯科治療に大きな効果をもたらします。

普通の検診とは違います
検診などで行われる血液検査は、主に重大な肝臓病や腎臓病などを発見するようにできており、基準値内に入っていれば何も言われることはありません。しかし基準値とはあくまで参考であり、誰も正常とは言っていません。検査値は様々な要因が複雑に絡み合って上下するもので、基準値内にあっても実は異常なことがよくあります。栄養医学療法は検査データーから体を構成するタンパク質や脂質の新陳代謝を調べ、不足や過剰を読み解き、細胞が要求する栄養量に届くような改善案を提示します。普通の検診とは検査項目や読み方がまったく異なるので、健康保険の適用も難しいのが現状です。


糖質は歯ギシリの原因にも
過剰な栄養の代表は糖質です。虫歯の原因になるだけでなく、実は歯ギシリの原因にも深く関わっています。糖質とは砂糖はもちろん、米・パン・麺・芋などで、これらを食べると血糖値が急上昇します。それを下げるために膵臓からインシュリンというホルモンが出てきますが、下がりすぎて一旦低血糖になります。すると今度はアドレナリンなどの興奮系のホルモンが出てきて血糖値を上げて行きます。しかしこれも上がりすぎて、またインシュリンが出る…という過程が繰り返されます。この乱高下に伴って歯ギシリなどの異常行動が出る場合があり、糖尿病でなくても糖質は控えなくてはなりません。歯ギシリは最終的に歯や人工物を壊す一番大きな原因で、マウスピースなどで解決できるわけではありません。栄養医学療法で積極的に改善して行きましょう。

専任のアドバイザーが担当
栄養は日常の食生活そのものですので、生活の改善が必要です。医学的なアドバイスに加え、生活面のカウンセリングをアンチエイジングアドバイザーとして活躍中の看護士を専任アドバイザーとして迎えます。

栄養医学療法は
このような症状の予防や改善に
大変有効です

  • 歯周病 歯肉炎 口内炎 口角炎
  • 歯肉の炎症が改善せず型取りができない
  • 手術後の治癒不全 不快症状
  • 歯ギシリと、それによる歯や人工物の破損 神経麻痺
  • インプラント周囲炎
  • 知覚過敏
  • 花粉症や鼻づまりで歯科治療ができない
  • 体調が悪く治療が続かない
  • 糖尿病による歯科疾患
  • 不定愁訴

不定愁訴とは
「だるい」「疲れぎみ」など、なんとなく体調が悪いのだけど、原因が不明でついつい放置しがちな症状「不定愁訴」と言います。このような方は隠れ栄養失調の可能性がたいへん高く、そのような状態で歯科治療を行っても思うような効果が得られません。
  • 体調不良で治療のキャンセルが続く
  • 30分程度の診療に耐えられない
  • ラバーダムが苦しい
  • 麻酔の圧力に負けて、針の跡が潰瘍になる
  • 単純な虫歯治療でも神経が損傷する
  • 外科的な治療をした後なかなか痛みが消えない

パンフレットのダウンロードはこちらから
    ↓   ↓   ↓
http://www.y-dc.org/_userdata/eiyouigaku.pdf


2015年12月28日月曜日

歯髄細胞バンクのセットが到着


iPS細胞の発見により、再生医療がたいへん現実的になってまいりました。で、その元となる幹細胞をどこから持って来るのかというと、実は歯の中にある神経「歯髄」が最も使いやすい事が解っています。特に良いのが、
  1. 乳歯
  2. 矯正治療で抜歯する小臼歯
  3. 親知らず
です。若ければ若いほど再性能が高いので、特に若い人におていは抜いて捨ててしまうのではなく、凍結保存をしてみてはいかがでしょう。今はまだどのような再生が可能なのかは未知数ですが、再生医療は明らかに、そして確実に進化いたします。

遠い将来、大きな病気や事故にあってしまったとき、治療のために体の一部を再生できる日が来ているかもしれません。その日のために、今から若い細胞を保管しておく価値は非常に高いと思います。

12月25日に、そのための送付キット一式が到着しました。まるでクリスマスプレゼントのようです。自分のために、お子様の将来のために「歯髄細胞バンク」というものがあることを、ぜひ覚えておいてください。

確かに使わずに済む事が一番良い事なのですが。

参考:歯科における再生医療
http://koyu-ndu.gr.jp/home/?page_id=456