設備投資の第三弾は、口腔内スキャナーです。
これは口の中に特殊なカメラを入れて、歯の立体構造を測定してコンピューターに取り込む装置です。
実際に取り込むと、下のビデオのようになります。グリグリ動かせるんです。ちょっと不思議ですよね。
簡単に言えば、今までのように歯の治療で「型取り」をする必要がなくなり、歯科技工所で作ってもらう冠などの作成期間が大幅に短縮されるといものです。早ければ、その日のうちにセットが完了します。
歯科でもIT化は急速に進んでいますが、CTと並んでその代表がこのスキャナーです。
私は先輩がこの装置を20年程前から導入していたので良く知ってはいたのですが、需要やコストが見合わなかったことと、精度に疑問があり導入を見送っていました。
しかし、ジルコニアという材料が完全に実用化できたことと、治療の需要がほぼジルコニアによる修復に集約されてきたことから、導入となりました。
最近はワンデイトリートメントと称し「1日で治療が終わる」という触れ込みで集患している歯科医院さんがありますが、このような装置を使っているからです。
ただしちょっと注意してくださいね。本当はモノが1日で入るだけで、治療が1日で終わるわけではありませんから。トラブルが多いんです。詳しくは以下をごらんください。
この話題については、また別にとりあげることにしましょう。
なお導入された装置は、デンツプライ・シロナ社のPrimescanという機種です。興味のある方は、以下をご覧になってみてください。
https://www.dentsplysirona.com/ja-jp/explore/cerec/primescan.html
tel:03-3248-0418
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