10月17日(土)、予定通りオープンセミナーを行いました。雰囲気はいつもと同じなので、ここではこの日使ったちょっと変った資料をお見せいたしましょう。
これは何かと言うと、Google Analyticsと言うウェブサービスの画面で、うちのホームページのアクセス状況を解析した結果です。
このグラフを見ると、9月30日だけアクセスがいきなり増えている事がわかります。実はこれ、フジテレビ「得ダネ」に顕微鏡歯科が紹介された日なのです。
また「検索キーワード」を調べてみると、この日に限らず「根管治療」がなぜか上位に来ています。
これはとても不思議な話しで、正直申しましてウチのホームページの根管治療のページはまだぜんぜん未完成です。それなのにアクセス数や問い合せが多いのはなぜなのでしょう?同じような事がコンポジットレジンのページにも言えます。すみません、これもまだぜんぜんでして。。。
一方インプラントのページ、これもまったくの未完成でアクセス数が少ない、これはまぁ納得行くわけです。
で考えたのですが、おそらくインプラントというキーワードで検索エンジン対策をしているホームページが極端に多いのだろう、一方根管治療やコンポジットレジンはまだまだ少ない、ある意味軽視されているのだろうなと思うのです。
歯科は今、説明がしやすくお金になりやすいインプラントにフォーカスした医院がたいへん増えています。根管治療は地味で説明がしにくく、まともにやれば(世界標準でやれば)絶対に赤字になります。大学教育も旧国立系が率先して縮小しているような状況では、まじめに考える先生が少なくなるのも当然でしょう。だからウチのような未完成ホームページでもヒットするのだと思います。
しかしGoogle Analytics の結果を見る限りでは、根管治療の潜在需要はものすごい多いと思うのです。いかがでしょう?
で、この日は「そんなバカな!?根管治療(根っこの治療)」と題して、日本が世界から最も遅れている・行政が軽視している根管治療にスポットを当てたお話をしました。
木曜日のインプラントセミナーの直後だったので準備がたいへんでしたが、苦労の甲斐あっていろいろ資料をまとめる事ができました。できるだけ早く根管治療のページも整備したいと思います。
なお次回のオープンセミナーは11月28日、土曜診療の後の17時30分から、テーマは「歯周病とインプラント」です。お楽しみに!