ヒョンな事から、塩麹と醤油麹をいただきました。完全手作りの安心の逸品です😄
実は塩麹には消化酵素が入っています。胃腸が弱く消化吸収が不十分で低栄養になり、治療効果が出にくい方が非常に多いのですが、それを補助するために塩麹が使える可能性があり期待しています。
まずは自分で試してみようということで試食です。開けてみると…
おー、麹だ麹だ、当たり前だけど。さっそく野菜にチビチビ付けながら食べています。肉を漬けてから焼くのもウマイそうです。
こちらは醤油麹。いただくまで知りませんでした。こちらは魚の刺身に付けると良いと聞き、やってみました。デパ地下で閉店間際の半額セールで買ってきた刺身をこれでいただきました。激ウマです!
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胃腸が弱いとは、例えば胃酸が弱いとか、膵液が出づらいとか、つまり消化酵素類が少ないとか薄いとかです。タンパク質は消化酵素でペプチドやアミノ酸まで分解されて吸収されるのですが、それができず、吸収があまり期待できません。
ところが消化酵素の原材料はそのタンパク質ですから、少なかったり薄くて当然…まさに悪循環。このままでは低栄養は加速します。どこかに介入しなくてはなりません。
ではどうするか、まずは「よく噛む」、これ基本。噛めば食物は細断され、酵素との接触面積が増え、少ない酵素も有効利用できるようになります。歯が悪い人はすぐに治しましょうね。で次に来るのが塩麹です。
消化不良には消化を補助する薬を使います。塩酸ベタインというものをよく勧めるのですが、食材で摂るとしたらこの塩麹か醤油麹です。まだどれくらいで効果があるかはわかりませんが、消化吸収に問題がありそうな患者さん向けにこれからご紹介して行こうと思います。
歯周病やインプラント周囲炎の治療には、歯肉や骨の細胞に適切な栄養が充足されている必要があります。それをしないで外側からプラークを取るお掃除療法ばかりしているのが歯科の現状です。もちろんそれも大切なのですが、治療効果を長く保つには栄養の充足が不可欠だと考えています。
ということで、メインホームページでは胃腸が弱い方のための改善案と題し、様々な取り組みをご紹介しています。こういうのがまとまったページって、ほとんどないんですね。もちろんその中では、この塩麹をご紹介しています。
治療上必要な事ではありますが、そうでない方にも非常に重要な内容です。ぜひご活用ください。
なお塩麹の具体的な活用方法は、以下がたいへん参考になります。それもそのはず、この塩麹と醤油麹の作者が書いたものなんですから。
最後に、この塩麹・醤油麹の欠点、それは日本酒が欲しくなること、これはモンダイダ…