2016年4月2日土曜日

医療の大前提


食べ物がどんどんおかしくなっている、その結果、人も社会もおかしくなっている、そこに気がついた人が増えています。

しかし医療人でそこに気がつき、実際に診療に活かしている人は、まだまだ少数です。そのような教育システムがなく、また健康保険にそのような考え方がないからでしょう。

栄養と健康に関する正しい知識は、医療人よりも一般人の方が持っているのではないか、そんな場面にさえ出会います。医療はたいへん遅れています。

ほとんどの医療は、患者さんは普段から問題ない食事をしており、栄養が摂れている事を前提で進められています。

内科・外科・歯科という医療だけでなく、漢方・鍼灸・整体などの東洋医学も、エステ・酸素カプセル・水素療法などの健康法も、そして女性が喜んで使う高級化粧品・雑誌の広告を賑わす健康補助食品などなど、みんな栄養の欠如や過多を無視して進めようとしています。いったいどれほどの効果があるのでしょう。

医療は、重大な見落としをしてきました。それが栄養です。

何か手術をする前に、副作用もある薬に頼る前に、まず自分の体に足りない栄養や、邪魔しているものを見つけてみませんか?

隠れ栄養失調が解決していれば、あなたが受ける医療は最大の効果を発揮するでしょう。

オープンセミナー vol.60 隠れ栄養失調から身を守る は5月18日(水)11時から、参加は無料です。