形はこんなものですが、これを拡げて口の中に装着すると、、、
こうなります。末端は排唾管用のホースと繋ぎます、要するにチューブ全体が吸引管となっており、通常の排唾管とは比べ物にならない程の 強力な防湿効果をもたらします。同時に舌が歯に触れて汚染される事を防いでくれたり、口が開いた状態を持続させるのに役立ちます。
口の中は唾液がどんどん溢れて来ますので、それを効果的に排除しないと治療になりません。ビューーーとエアを吹きかけてもぜんぜん足りないんですね。しかも口の中は湿度は100%。実はこのような状況では接着剤の力がガクン落ちてしまう事が解っています。最近の歯科治療は接着力に依存するものが多いので、防湿はとても重要です。
防湿と言えばもちろんラバーダムが装着できればベストなのですが、できない場合はたくさんあります。上の写真は一番奥の歯に冠を接着しようとしている所ですが、ラバーダムは絶対にできません。このようなケースでは防湿を諦めなくてはならないのでしょうか?
そう、そんな時はこのZOOです。唾液をズ〜〜〜〜〜と吸ってくれるからZOOなのだそうです、さすがは大阪人の命名です!
さて、このZOOを使った症例動画をプロモーション用に3本造ってみました。次から一本ずつ解説を加えてご紹介いたしましょう。
なおZOOのご購入は以下からどうぞ。本当に便利な器具ですヨ
有限会社アプト