2014年9月28日日曜日

フルオーダ白衣を造った!


造ってしまいまいました、フルオーダーの白衣!最高です!

「良い白衣ってないかな〜」と、かれこれ30年くらい思い続けてきて、結局見つからない、、、残り十数年の歯科医師人生をこのままというのもつまらない。

白衣は私にとって1日10時間くらい着ている「普段着」ですが、「部屋着」や「作業着」のような性格も持っています。自分が本当に気に入ったものにしたいと兼兼思っていました。

一般的に国産の白衣はどうも野暮ったく、喜んで着れるようなデザインではありません。機能的ならまだ良いのですが、それもイマイチです。

海外に研修に行くとたまに「おーーーー!」というかっこい白衣に出会いますが、なかなか入手できません。

今までは私もスタッフも通販のイタリア製を着ており、これはこれでかっこ良いのですが、生地がメロメロだったり(私は厚手が好みでして…)余計な物がついていたり、洗濯でグシャグシャになったりと、不満がつきません。

という事でこの度、白衣をフルオーダーしてくれる業者さんを見つけましたので、早速お話を伺い、一着目が完成いたしました!けっこう時間はかかりましたが。

私は裾の長いコートタイプが好みで、袖は長袖で手袋がきちんと収まるようにポロシャツのような袖口になっています。ボタンは表に出さず、左袖にはiPhoneが入るポケットを付けました。

ポイントは襟元で、裏地に柄を貼ってあります。今回は地味(?)に赤のタータンチェックにしました。いかがでしょう?

写真では第一ボタンを外していますが、もちろん診療中はきちんと閉めており外からは見えません。

スーツの裏地を派手にする人ってけっこういるらしのですが、(龍とか、阪神タイガースとか、アニメキャラだったりとか…)、発想としては同じかもしれませんね。ちょっと遊んでみました。

型紙から起こしますのでそこそこの値段はするのですが、気に入った物を一日着てられる喜びは格別です。何より動きやすい!

最近は白衣と言っても濃い色のスクラブという手術 着の下着を流用している人が歯科でも多いのですが、半袖だし胸元は開いてるし、歯科は血液や唾液が飛散するのによく平気だなと思うのです。

逆にネクタイに普通の白衣という昔ながらのお医者さんスタイルの歯科の先生もおられますが、この格好で歯科治療をするってのはちょっと考えられません。それにあのネクタイは洗っているのでしょうか?そのままスーツに着替えて帰宅するのでしょうか?かっこはいいかもしれませんが、私にはできません。

白衣と普段着で知力を測る心理テスト」というものがあったそうで、白衣を着ている時はテストの成績も倍だったとの事。信憑性はわかりませんが、そういう傾向はあってもおかしくありません。服装がもたらす効果は、その人の自信にも繋がるというものでしょう。

ふだんあまり服装には気を使わない私ですが、今回ちょっとだけ贅沢をしてみました。この白衣は既存の白衣とのローテーションの中の一枚なので、出番は週1回の数時間だと思います。今後は襟の裏地を変えて二着目三着目と増やして行く事になります。

さてさて、次の裏地は何にしましょうか?スタッフからは「彪柄」「ゼブラ」などアニマル系のリクエストが来ていますが、私は「チェッカーフラッグ」や「ペイズリー」もいいなと思っています。