2009年10月9日金曜日

「半」と「30分」

今週は一つ失敗をしてしまいました。

お昼休みにメーカーさんが挨拶に来るというので待っていたのですが、約束の1時になっても来ない!?10分過ぎても連絡の一つもなく、この日は朝抜きだった私はたまりかねて昼ご飯に出て行きました。

「一流メーカーなのにしょうがないなぁ」と思い食事をしていると1時半に携帯が鳴りました。もちろん件のメーカーさんの営業担当者さんで、私は「遅れるなら電話くださいよね」と言い、ゆっくり食事をして診療室に戻りました。

ところが聞くと「先生、アポは1時半ですが、メールにそう書いたのですが。。。」

「え〜!?」と私。後でメールを確認すると、確かに1時半と書いてあります。「半」を見逃していたのです。私はお昼休みは外に出る事が多い関係で1時半にアポをとる事は絶対にありませんので、最初からそのつもりでいたのかもしれません。

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時刻を表現する時「半」と「30分」は同じ意味で使われます。確かに「半」と言った方が早くて簡単です。しかし「半」は聞き逃しや書き間違いがとても多いのです。

私たちも診療の予約を毎日たくさん承るのですが、特に電話での診療予約の時には絶対に「半」は使わず「30分」と言うように受付に指示しています。それはもちろん過去間違いがたくさん発生したからです。こういう話は信用問題になるだけでなく言った言わないの水掛け論になり、無用な神経を使う事になります。

今回の件はメールという形に残っているもので、私の一方的な不注意で発生した事です。このメーカーさんには、お忙しいのにたいへん悪い事をしてしまいました。言葉の伝達の難しさと大切さを感じた日でした。